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2つに分かれた会議場

カンクンはユカタン半島の突端にある有名なリゾートです。カリブ海とラグーンに挟まれた約20kmの長い洲にリゾートホテルが並んでいます。


 COP16/CMP6の会場は、リゾートホテルのエリアから約18kmはなれたところに、ブースやサイドイベントの会場となっているカンクンメッセと、会議の行われているムーンパレスホテルとの2つに別れています。2つの会場は約8km離れており、シャトルバスで15分くらいです。会議に参加するには、最初にカンクンメッセでセキュリティを通る必要があり、それから会議の行われるムーンパレスに行かねばならず、これまでの1つの会場設定に比べて不便さは否めません。多くの参加者が宿泊しているホテル街からは会場へのシャトルバスが出ていますが、初日の29日は渋滞でカンクンメッセまで2時間くらいかかり、会場では、会場に来るまでに1時間半かかったとか、3時間かかったとか、渋滞の話題でもちきりでした。

執筆:早川光俊
(一般社団法人地球温暖化防止全国ネット運営委員/地球環境と大気汚染を考える全国市民会議(CASA)専務理事)

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