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COP3年生が見たCOP28@ドバイ―会場編

 さて今年もこの季節がやってきました。そうですCOPの季節です。昨年、一昨年に引き続き今年もCOPに参加させて頂き、またこのレポートを書かせて頂く機会を頂きました。今年は3回目ですので、COP3年生です。1年生の時は右も左もわからず参加し、ただただ主催したセミナーに集中しました。2年生の時は主催したセミナー以外に、いくつかのセミナーでお話させて頂いたりして、1年生の時よりは充実感を得ることができました。さて3年生はどうなるか・・・。

ただ最初に断っておくと、3年間参加させて頂いてよく分かったことは、COPに参加しても、その本丸である政府間交渉の内容がよくわかるということは全くないということです。もちろん政府交渉団として参加していれば別でしょうが、多くの方々はセミナーやイベントの主催や参加が目的です。私も含めそのような方々には、むしろ新聞やテレビ等のメディアを通じて交渉の内容などを知るので、これは日本にいても変わらないですね。なので、このレポートで、そのようなことを伝えるのはもう完全に諦めました。。。ではCOPに参加する意義・意味とは何なのでしょうか?COP3年生、今年のテーマはこれを確認することです。

それでは、今年のCOPレポート、スタートです!

今年の開催地はドバイのExpo City 。2022年10月から2023年4月までドバイ万博が行われた施設がベースとなっています。Expo Cityは、ドバイの中心部からMetroに乗って1時間くらいかかります。朝は普通に通勤される方とCOP参加者が乗り合わせるので、日本の朝のラッシュみたいにぎゅうぎゅう詰めでした。

地下鉄を降りると、COPに向かう人の大きな流れができます。

地下鉄の駅を降りると目の前に会場であるドバイExhibition Centreの入口があります。1stWeekに参加した方からの情報では、会場に入るまでにすごい列ができていると聞いたのですが、私が参加した2nd Weekは、大きな混雑はありませんでした。

入り口の建物に入るとまずはセキュリティチェック。毎年これは厳しくて、私は毎朝、カバンに入れていた折り畳み傘を指摘されました。これはなんだ?と。傘です、と。

お次はRegistration。パスポートとUNFCCCからの登録メールを提示すると晴れて、バッジが頂けます。いつもちゃんと登録されているかドキドキします。

3年生ということで、これまでのバッチを並べてみました。左からCOP26@Glasgow、COP27@Sharm El Shake、COP28@Dubaiのバッジです。

会場入り口にいるセキュリティーの方にバッジに記載されているバーコードを読み込んで頂き、会場に入り、出る時もバーコードが読み込んで退場します。これで参加者の入退出を管理しています。

会場に入ると、どーんとメインエントランスストリートが現れます。毎年そうですが、会場はよく整備されていて、かっこいいです。

夜はこんな感じで中央のドームで壮大な音楽とともにプロジェクションマッピングが行われ、大変綺麗です。

会場のいたるところにある会場マップです。今回のマップはよくできていてわかりやすかったですね。ここで示しているのは登録者だけが入れるBlue Zoneのマップで、これとは別にGreen Zoneがあります。今回も会場は本当に広いです。

会場内の大通り。UAEは日差しが強く、直射日光に当たると非常に辛いのですが、大通りの上には日よけがあって、これがあるだけで大変過ごしやすかったです。

会場には多くのレストランやカフェがあって、今回のCOPでは飲食に困ることはなかったです。上はアイスクリーム屋さんの屋台です。こういうのは本当にありがたいですね。

日本食レストランもあって、そこでなんと鰻丼を頂きました。味は・・・。

会場には木々やベンチが至るところに配置されていて、ちょっと休憩や話をしたりするのにとってもよかったです。

オンラインミーティング用のブースもありました。この時代は必須ですね。

レポートの続きはこちら
COP3年生が見たCOP28@ドバイ―セミナー編

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