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データで見る温室効果ガス排出量(日本)

2018年度のわが国の温室効果ガスの総排出量は、12億4,000万トン-CO2であり、京都議定書の規定による基準年(1990年度。ただし、HFCs、PFCsおよびSF6については1995年)比で2.8%の減少、2005年度比で10.2%の減少、2013年度比で12.0%の減少となっています。

目次

日本の温室効果ガスの排出量の内訳

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日本の温室効果ガスの排出量の内訳は下表のようになります(2018年度)。この表から、日本の場合、温室効果ガスの中で二酸化炭素の比率が 約91%と極めて高いことが分かります。
(世界全体では、産業革命以降、二酸化炭素の地球温暖化に対する寄与率は、76.0%です。参照:すぐ使える図表集

二酸化炭素(CO2)
[比率]…91.7%
[用途]…化石燃料(石炭、石油、天然ガス)の燃焼など

メタン(CH4)
[比率]…2.4%
[用途]…農業関連、廃棄物の埋め立て、燃料の燃焼など

一酸化二窒素(N2O)
[比率]…1.6%
[用途]…燃料の燃焼、窒素肥料の生産・使用など

ハイドロフルオロカーボン(HFCs)
[比率]…3.8%
[用途]…冷媒、断熱材の発泡剤、半導体の洗浄剤

パーフルオロカーボン(PFCs)
[比率]…0.3%
[用途]…半導体の製造プロセスなど

六フッ化硫黄(SF6)
[比率]…0.2%
[用途]…電気の絶縁体など

三フッ化窒素(NF3)
[比率]…0.0%
[用途]…半導体の製造プロセスなど

(*4捨5入のため、合計が100%にならない場合があります)

日本の主な温室効果ガスの排出量の推移

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二酸化炭素

2018年度のわが国の二酸化炭素の総排出量は、11億3,800万トン、一人あたりでは約9トンであり、総排出量は1990年度比で2.2 %の減少、一人あたりの排出量で4.4%の減少となっています。2005年度比では12.0%の減少、一人あたりの排出量でも11.1%の減少、2013年度比では13.6%の減少、一人あたりの排出量でも12.9%の減少となっています。
排出部門別(間接排出量)でみると、工場などの産業部門が35%を占めますが、2013年度に比べると産業部門の排出は14.0%減少しました。運輸部門は2013年度比で6.2%減少、オフィスなどの部門(業務その他部門)からの排出も2013年度比で17.6%の減少、家庭部門も20.3%の減少しています。一時期増加の一途をたどっていて、削減が急務と言われていたオフィスや家庭からの二酸化炭素排出量は多少、落ち着いてきました。

メタン

2018年度のメタン排出量は、1990年度と比べ約32.8%、2005年度と比べ16.7%減少しました。部門別に見ると、農業部門(稲作、家畜の反すう等)、廃棄物部門(埋立等)、エネルギー部門(天然ガス・石炭採掘時の漏出、燃料の燃焼等)のいずれにおいても減少傾向にあります。

一酸化二窒素

2018年度の一酸化二窒素(亜酸化窒素)の排出量は1990年度と比べ37.3%、2005年度と比べて19.9%減少しました。これは、主に工業プロセスにおけるアジピン酸の製造に伴う排出や、農用地の土壌などからの排出が減少したためです。

HFCs、PFCs、SF6、NF3

HFCs、PFCs、SF6、NF3については、近年排出量が大幅に減少しています。これは、オゾン層を破壊する物質を規制するモントリオール議定書のもと、カーエアコンなど冷媒や断熱材製造の分野で、CFCs(フロン)、HCFCs(代替フロンの一つ)からオゾン層を破壊しない物質(特にHFCs)への転換が本格的に始まり、HFCsの排出量が増加していると考えられます。

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