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vol.10 徹夜の交渉が続く

朝から大臣のステイトメントが続くなか、平行して非公式の二国間閣僚会議が開催されました。15時から17時まで、5条、7条、8条の非公式会議も開催されましたが、その後20時半に予定されていた再開がキャンセルになり、 交渉は完全に水面下にもぐってしまいました。
京都メカニズムの共同議長から新しい文書(FCCC/CP/2001/CRP.16)が19時ごろになって出されました。遵守制度に従う、吸収源に関する情報を提出する、約束期間保有量(リザーブ)を維持するかなどを京都メカニズムの参加資格とするかどうか、吸収源のクレジットを貯金できるかどうかなど 合意ができていない点に絞って大臣たちの交渉が始まりました。
21時過ぎになって、共同議長の提案にEUと途上国が合意をしたという情報が流れました。アンブレラの合意が得られればまとまるところまできています。12時をまわりましたが、依然として交渉は続いています。

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