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エコドライブ診断リレー

熊本県地球温暖化防止活動推進センター

キーワード:エコドライブ,GPSロガー

目次

活動の目的

エコドライブを熊本県内に幅広く普及拡大することで、自動車利用によるCO2排出削減を図ることを目的としました。

実施までの経緯

熊本県は、移動に際して自動車利用の必要性があり、さらに自動車利用によるCO2排出割合も高いことから、効果的な削減が見込めるため。

主な取組み

  • 環境にやさしい運転を手間のかからない簡易な診断方法で実施し、企業・団体及び個人で繋ぐリレー方式を採用することで、幅広く受診いただいた。
  • 熊本県には、県内全自治体、企業・団体や個人の方が会員となり参加している熊本県ストップ温暖化県民総ぐるみ運動推進会議があり、その会議の中で推進することにより、熊本県と連携し、自治体のみならず企業・団体、個人にまで幅広く推進できた。
  • このエコドライブ診断により、受診者はエコドライブの実践による消費燃料削減効果と安全運転技術の向上に有効であることを理解いただくとともに、熊本県内でのCO2排出削減効果も期待出来る。
診断で使用する「GPSロガー」

地域とのかかわり方

活動の様子等

運転レポート
エコドライブ効果計算シート

効果的な実施のための工夫等

  • 車のシガーソケットに接続するだけで記録可能な「GPSロガー」を利用することで、受診者が走行距離などを記録する手間を省き、簡易に実施できるようになっている。
  • 熊本県ストップ温暖化県民総ぐるみ運動推進会議として、県内自治体、企業・団体・個人の県民の方が会員となり参加しており、熊本県と共同事務局なる事で、熊本県と連携し温暖化対策を計画・実施し、幅広く推進できた。
  • エコドライブの成果の「見える化」。
  • 本会議の事務局を熊本県と共同で運営し、熊本県が推進する温暖化対策と連携して実施した。

活動の成果

・平成30年度の参加者は、14自治体70名、17の企業・団体87名、個人10名の計167名。
本取り組みを、公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団主催の平成30年度エコドライブ活動コンクールに応募し、審査員長特別賞を受賞した。
・エネルギー起源CO2排出削減量:3.54 t-CO2
本診断に使用する「GPSロガー」の記録より、波状運転指数(理想の速度ラインと実際の速度ラインのズレの度合い)が算出される。その指数の改善値により、どの程度燃費が改善されたかわかり、その結果を車のモデルケースに当てはめ、排出削減量を算出した。
・動員数:120名
熊本県とエコドライブコンクールを開催し、熊本県ストップ温暖化県民総ぐるみ運動推進会議にて表彰式を行ったときの参加者。

今後の課題・展望

主に熊本県ストップ温暖化県民総ぐるみ運動推進会議会員に実施いただいていおり、今後は会員以外の県内企業団体や個人の方にも広く受診いただきたい。

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