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12月11日午前中、AWG-LCA議長による初の草案が提出

12月11日午前中、Michael Zammit Cutajar AWG-LCA議長による初の草案が提出されました。

2012年以降のコアな合意を盛り込んだこの草案は、1990年比で2050年までに温室効果ガスを世界中で半減させると明言しました。
しかしながら、カッコ(bracket)だらけで詳細な決定はほとんどありません。
また、科学者達のなかでは、気温の上昇を2度以下で押さえるべきといわれているのに、新草案の中では未だに1.5度が実現可能な代替案だと記載されています。

この草案について、いくつかの締約国は、作業の基礎ができたということで歓迎していますが、一部では透明性の欠けた作成過程(少数で取り決めた)や発表のタイミングの悪さを指摘しています。
この日は多くの作業が一時中断したり、開かれなかったり。
各国の主張が明確になってきた分、交渉は明らかに難航しています。

会議が中断し、作戦会議を行う森林チーム
会議が中断し、作戦会議を行う森林チーム。
連日の交渉で疲れ切った交渉官へのつかのまのご褒美?!

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