第12回締約国会議(COP12/MOP2)

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No.12 若林環境大臣の演説とイギリスのサイドイベント 2006/11/16

二日目を迎えた閣僚級会合、引き続いて各国・地域の大臣たちからの声明が発表されています。
・11/16(木)のデイリー・プログラム(英語)

若林環境大臣の声明

今日は、第1番目に日本の若林環境大臣が演説を行いました。その主な内容は、以下のとおりです。
・温暖化問題は、広く人類の生存基盤や地球生態系に深刻な影響を与える問題として認識されるべきであり、「安全保障」の問題として取り組んでいくことが必要
・次期枠組では、すべての国がその能力に応じ排出削減に取り組むことを可能とすること、主要排出国による最大限の削減努力を促すこと等、実効ある枠組みを構築することがこの会議に期待されていること
・温暖化対策では、条約の枠組が中心的な役割を果たすが、実効性を高めるためには、様々な国際的・地域的枠組みとの連携を図っていくことが重要
・アフリカ諸国や島嶼諸国での適応については、開発援助政策との密接な連携のもとに推進されるべき

声明を読み上げる若林環境大臣


このあと各国の大臣または大臣クラスの演説が延々と続きます。本日は会議は20時まで続く予定となっています。

イギリスのサイドイベント

英国のサイドイベントにおいて、気候変動の経済影響についてのスターン報告書で注目を浴びている英国のスターン卿らによる報告書のポイントの説明が行われました。
前日(15日)の長期対話の第2回ワークショップの冒頭においてもスターン報告書の説明が行われているにもかかわらず、200人以上が集まりました。
冒頭挨拶において、イギリスのミリバンド環境・食糧・地域対策大臣から報告書の趣旨について説明があったあと、スターン卿らのプレゼンテーションが行われました。時間が短かったこともあり、ポイントを絞った説明であったが、質疑応答の時間も十分とってあり、結局1時間半の予定が2時間に延びてしまうほどで、注目度の高さがあらわれていました。

プレゼンテーションを行なうスターン卿


サイドイベント会場では、報告書の要旨(xecutive Summary)をきれいな印刷物として
配布したり、報告書のCD-ROMを配布したり、結論の要約部分を日本語、中国語を
はじめ数ヶ国語に翻訳して配布するなど、かなりの力の入れようが感じられました。
スターン博士は、今月27日にシンポジウムに出席のために日本を訪問する予定とのことです。

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