第06回締約国会議(COP 6)

vol.11 途上国の声も反映した合意を!

オランダの女王が参加する中、先週の補助機関会合の報告と、オランダウィン・コック首相、フランスジャック・シラク大統領のスピーチが行われました。(写真右 左からフランスシラク大統領、オランダ女王、オランダコック首相)
コック首相は、オランダは京都議定書の削減目標6%のうち、半分を国内政策であとの半分を京都メカニズムによって達成すると述べました。そして、COP6では世界全体での取引パッケージが必要であるとし、途上国なしの合意はありえないと発言しました。
また、シラク大統領は1992年以来、締約国は効果的な温暖化対策をとってこなかった、これ以上の遅れは許されないと訴えました。
COP6プロンク議長のもと、閣僚会議が始まりました。途上国は、明日から開催が予定されているつの分科会は、各交渉グループの代表しか議論に参加できず、全ての国の意見が反映できないと会議の進め方にについて強い懸念を示しました。
またアメリカは、14日に出した吸収源に関する提案について具体的な数値を発表しました。今回の提案は、議定書の第3条4項に含む活動とその活動をどの約束期間から算入するかに関する提案で、2008年から2012年の第1約束期間から「森林管理」による吸収を含めるべきというものです。また、具体的な算入方法についても提案されています。
今日提案された数値は、全ての国が森林保全活動による吸収量を毎年2000万トン(炭素換算)まで算入でき、それを超える量については、3分の2割り引く(3分の1だけ算入する)というもので、日本やカナダもこの提案を指示しました。
さらに詳細にお知りになりたい方は、アースネゴシエーションブレティン/ENB(英語>PDFPDF)/(日本語>PDFPDF)をご覧ください。

今日のプログラム

10:00 - 10:30 補助機関会合の報告
・科学的、技術的な助言のための補助機関会合(SBSTA)の報告
・実施に関する補助機関会合(SBI)の報告など
11:15 - 12:00 スピーチ
・オランダ ウィン・コック首相
・フランス ジャック・シラク大統領
13:00 - 17:00 スピーチ
・国連機関(国連環境計画、世界銀行、IPCCなど8団体)
・国際機関(ラムサール条約事務局、OECDなど4団体)
・非政府組織(IUCN、ICLEI、GLOBE、地球の友など12団体)
・オブザーバー国 トルコの環境大臣
16:30 - 18:30 非公式閣僚会議全体会合

ピックアップ −白熊くんもやってきた!−  

WWFが主催するイベントに、地球温暖化の影響を受ける北極熊たちがCOP6の会議場に集まり、その原因となっている温室効果ガスの実質的な削減するよう世界の閣僚に訴えました。(写真左下)また、オランダの首相ウィン・コック氏や日本の川口順子環境庁長官も参加し、一緒にCOP6の成功を呼びかけました。(写真右下)

   
 

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