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島嶼国「キリバス」から考える気候変動対策(オンラインセミナー)

沖縄県地球温暖化防止活動推進センター

キーワード:温暖化問題

目次

活動の目的・目標

南太平洋の島国「キリバス」では、気候変動により、海面上昇、井戸水への海水流入、シガテラ毒を持つ魚の増加等、深刻な被害を受けている。沖縄と同じ島嶼地域であるキリバスの現状を通して、沖縄で行う気候変動対策を考えることを目的にセミナーを実施した。

この活動のSDGs目標

11.住み続けられるまちづくりを
13.気候変動に具体的な対策を
14.海の豊かさを守ろう

活動の概要

キリバス国籍を取得したケンタロ・オノ氏による、キリバスの美しい自然、文化についての紹介の後、キリバスが気候変動により受けている影響を説明。キリバスは気候変動による影響を、現在進行系で受けている。潮位の上昇による国土の流出、塩害による水道水の汚染など、キリバスの人々の生存を脅かすレベルの被害を受けている。これは気候変動により地球から一つの国、民族が消えかねないことを意味している。講師からはキリバスの子ども達の写真を通して、2050年になっても、この子達がキリバスで暮らせる地球であって欲しい。そのため日本人に期待をされることとして、省エネに加えて、エネルギーの作りかたを変えること、具体的には石炭火力発電をやめ、再生可能エネルギーの普及を進めることの大切さが伝えられた。沖縄と似た文化圏のキリバスの人々の暮らしが脅かされていることを通じて、気候変動が他人事ではないことが、参加者へ強く伝えることに繋がったと考えられる。

活動の様子等

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