日本の現状
日本の現状
日本は、世界全体の二酸化炭素排出量の約4.2%を排出しており、国別では、中国、米国、ロシア、インドに次いで世界で5番目に多く二酸化炭素を排出しています(図1)。
京都議定書において、日本は第一次約束期間(2008年~2013年)に基準年(1990年。HFCs,PFCs,SF6については1995年)から6%の削減を約束していますが、2009年度の温室効果ガス排出量は12億920万トンであり、1990年からは4.1%減となっています(図2)。
(注釈)
2007年度排出量(13億6,900万トン)と比較して減少している原因としては、金融危機の影響による年度後半の急激な景気後退に伴う、産業部門をはじめとする各部門のエネルギー需要の減少が挙げられています。
部門別の二酸化炭素排出量の推移を見ると、最も多く排出しているのは産業部門ですが、1990年以降の増減率では業務部門、家庭部門の増加率が特に高くなっており、近年増加傾向にあることがわかります(図3、図4)。
家庭からの二酸化炭素排出量は、世帯当たり年間4,852kg-CO2となります。家庭からの温室効果ガス排出量とは、インベントリの家庭部門、運輸(旅客)部門の自家用乗用車(家計寄与分)、廃棄物(一般廃棄物)部門で計上された排出量、および水道からの排出量の合計となります。
家庭から排出される二酸化炭素のうち、照明や家電製品、自家用車が全体の約70%を占めます。(図5)

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図1 世界の二酸化炭素排出量
図2 日本における京都議定書の対象となっている 温室効果ガス排出量の推移
図3 日本の部門別二酸化炭素排出量の推移 (1990~2009年度)
図4 日本の部門別二酸化炭素排出量 -各部門の間接排出量- (2009年度)
図5 家庭からの二酸化炭素排出量 -世帯当たり・用途別内訳- (2009年度)
