地域のコンソーシアムによる地球温暖化防止活動(平成23年度)

山梨県甲斐の国・自然エネルギー活用による地域温暖化対策事業

甲斐の国・風林火山コンソーシアム

主な取組分野 バイオマス
主な取組対象 家庭、事業所、学校・公共施設・団体等
 
1. コンソーシアムで行う事業の目的と概要
【目的】
山梨県は、日照時間日本一、森林面積率全国4位と云った地域特性があることから、山梨県地球温暖化防止活動推進センターでは、平成16年12月の知事指定以来、地球温暖化対策として、小水力、木質バイオマス、太陽光、地熱、小水力の普及啓発促進を図ってきた。この取り組みを当センターでは甲斐の戦国大名・武田信玄の軍旗にちなんで「風林火山(「風」は小風力、「林」は木質バイオマス、「火」は太陽光、「山」は地熱及び小水力)」と呼称し、「自然エネルギー推進風林火山会議」としてセミナーの開催、「山梨県風林火山自然エネルギーマップ」の作成等の事業を行ってきた。
一方、今年3月の東日本大震災・原発事故を契機としたエネルギー対策の見直しの観点から、従来の事業を基にしつつ、県内のNPOと協働でコンソーシアムを立ち上げ、「風林火山」のうち一般家庭等でも導入容易な木質バイオマス機器及び太陽光発電の具体的な導入促進を図り、もって、エネルギー起源二酸化炭素の排出量を直接的に削減することに資する。
【概要】
山梨県内の一般家庭、事業所、公共施設等へ自然エネルギーを早期に導入し利用促進を図るため、これらの施設でも導入可能であり、かつ、県内に豊富な森林資源を利活用する木質バイオマス及び用との幅広い太陽光発電に重点を置くこととした。
事業の実施に当たっては、設備の導入、バイオマス燃料の需要・供給に関して、市民、地域に根ざして活動している民間団体(NPO)等を主体としつつ、産・学・官と幅広く、連携してコンソーシアムを設立し、継続的な事業実施を図る。
2. コンソーシアム幹事団体
名称 甲斐の国・風林火山コンソーシアム
代表者 坂本 昭
所属団体名・役職名 特定非営利活動法人フィールド'21
(山梨県地球温暖化防止活動推進センター)
理事長
URL http://www15.plala.or.jp/yamanashi-f21/
3.コンソーシアム構成員
団体等の名称 事業実施責任者
氏名 役職名
特定非営利活動法人フィールド'21 坂本 昭 理事長
山梨・里山の学校(任意団体) 明石 益夫 代表
大月ロハス村(任意団体) 佐々木 裕子 代表
一般社団法人 山梨県木材協会 戸栗 敏 代表理事
やまなしエコネットワーク(任意団体) 鈴木 嘉彦 代表
特定非営利活動法人みどりの学校 芦澤 公子 理事長
やまなし木質バイオマス協議会 志沢 美香 事務局長
山梨森林救助隊(任意団体) 三澤 幸貴 代表
山梨県電気工事工業組合 金丸 正幸 理事長
ナチュラル・フレイム(任意組合) 大島 正道 代表
山梨県森林環境部林業振興課 千野 徹也 木質バイオマス担当
山梨県森林環境部環境創造課   温暖化対策担当
4.事業の全体像

甲斐の国・風林火山コンソーシアムは、木質バイオマスと太陽光発電の再生可能エネルギーの導入促進の2つの取り組みを行う。
(1)事務局
山梨県地球温暖化防止活動推進センター(フィールド'21) コンソーシアムの事務処理、会計処理、甲斐の国・風林火山コンソーシアム委員会の運営、事業参加者への連絡調整・情報提供・相談窓口の設置及び説明会場の設営等の業務について事業期間を通して行う。
(2)甲斐の国・風林火山コンソーシアム委員会 10名
(コンソーシアム参加NPO団体代表、推進員、行政、大学、事業者等) 甲斐の国・風林火山コンソーシアム委員会は、関係者の提案・要望等をうけて、コンソーシアムの事業全体の企画及び指導、事業効果の検証及び事業継承の方策の検討を8月、10月、12月、2月の4回行う。
(3)アドバイザーの組織統合
太陽光発電、木質バイオマスの設備導入促進のための事業参加者の中からアドバイザー60名を県内4地区で、8月の事業開始直後に、委員会が任命し、専門知識の意見交換を行いアドバイザーの意思統一を図ると共にバイオマスを中心として、11月に導入強化を図るため成果の検証公表し確認を行うための業務説明会を行う。
(4)アドバイザー派遣
アドバイザーを展示会、説明会などを中心に派遣組談を行い、設備導入の促進を図ると共に、購入後の家庭、事業所等における利用状況及び改善要望等の調査を行う。
(5)展示説明会の開催
県内4地区事業者等の協力により、展示説明会を開催して、家庭、事業所等への導入促進を図り、導入者の利活用の支援を行うと共に調査協力の依頼を行う。 また、太陽光パネル及び薪ストーブの設置場所の新たな可能性として、送電網やライフラインへの接続がない建設工事現場の仮設事務所が注目されていることから、県内で2か所抽出し太陽光パネル設置と薪ストーブ設置を企業の協力のもとに試行的に設置を行う。
(6)ワークショップの開催
導入促進のために、導入予定者や利用者に対して、設備の性能や構造、企業等の協力を得ながら利用のための器具等を用いて具体的で実践的なワークショップをバイオマスと太陽光発電でそれぞれ4回開催する
(7)事業の周知
本格的な冬場に向けて、バイオマス暖房機器の導入について一層の促進を図るため、本事業前半の実施状況を11月の検討会で公表して、事業の周知を図る。 甲斐の国・風林火山コンソーシアム事業運営委員会を中心に、事業前半の実施状況及び成果をまとめ、事業周知を図るため、山梨県地球温暖化防止活動推進センターのホームページに掲載すると共に、導入促進用ガイドブックを制作して県民に広く周知する。

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