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第20回締約国会議(COP20)

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気候変動枠組条約第20回締約国会議(COP20)、
京都議定書第10回締約国会議(CMP10)開催

2014年12月1日から12月12日まで、ペルーの首都リマで、気候変動枠組条約第20回締約国会議(COP20)、京都議定書第10回締約国会議(CMP10)が開催されます。

本年9月に開催された国連気候変動サミットでは、2020年以降にスタートさせる新たな枠組みについて、今回のCOP20で草案を起草し、来年2015年12月パリで開催されるCOP21で「意味ある合意」をまとめるという総括文書を発表しています。

昨年ポーランド・ワルシャワで開かれたCOP19では、日本は「2005年度比3.8%減」という20年までの削減目標を発表しました。
日本はCOP21に向け、2020年以降の温室効果ガス排出削減目標案を早期に提出する考えを示したが、米国や中国を念頭に「すべての国が参加する公平かつ実効性のあるものでなければならない」と主張しています。

2020年以降の枠組み、また、COP21に向けて、どのような議論が行われるのでしょうか。

関係リンク

JCCCAによる会議レポート

今回のCOP20の現地レポートは、昨年に引き続き、国立環境研究所 社会環境システム研究センター 久保田 泉氏からの寄稿をアップしていきます。

2014.12.01 COP20、始まる
2014.12.02 COP20では何について話し合われるのか?
2014.12.03 COPへの「参加」とは?
2014.12.04 カーボン・バジェットとは?
2014.12.05 気候変動影響への適応とは?
2014.12.06 国際レベルの測定・報告・検証(MRV)の最初の一歩:初の多国間評価プロセス
2014.12.07 メトロポリターノに乗って/1週目の進捗状況
2014.12.08 INDC(各国が自主的に決定する約束草案)とは?:温室効果ガス排出削減目標の設定に関する教訓を活かす
2014.12.09 閣僚級会合始まる/合意文書ができるまで
2014.12.10 望月環境大臣の閣僚級会合での演説/気候変動対策のお金の話
2014.12.11 ケリー米国国務長官の演説
2014.12.14 COP20閉幕:「気候行動のためのリマ声明」を採択

望月義夫環境大臣 COP20ステートメント(平成26年12月10日)

開催結果に関して

COP20~注目ポイントと課題

11月6日から7日にベネズエラ・マルガリータ島で開催されたプレCOPでは、COP20で目指すべき成果等について意見交換が行われました。市民社会との対話セッションでは、NGO等の参加を得て、2020年枠組みに対する期待表明や締約国に対する提言等が出されるとともに、気候変動に関するプロセスへの市民社会の参加促進等について意見交換が行われました。
また、閣僚セッションでは、約束草案、2015年合意の要素について意見交換が行われました。

開催される会議

  • 気候変動枠組条約第20回締約国会議(COP20)
    Twentieth session of the Conference of the Parties(COP)
  • 京都議定書第10回締約国会議(CMP10)
    Tenth session of the Conference of the Parties serving as the meeting of the Parties to the Kyoto Protocol(CMP)
  • 科学的、技術的な助言に関する第41回補助機関会合(SBSTA41)
    Forty-first session of the Subsidiary Body for Scientific and Technological Advice(SBSTA)
  • 実施に関する第41回補助機関会合(SBI41)
    Forty-first session of the Subsidiary Body for Implementation (SBI)
  • 強化された行動のためのダーバン・プラットフォーム特別作業部会 第2セッション
    Second session of the Ad Hoc Working Group on the Durban Platform for Enhanced Action (seventh part)(ADP2.7)
  • 会議スケジュール
    UNFCCC事務局発表 overview schedule(英文)
    http://unfccc.int/files/meetings/lima_dec_2014/application/pdf/cop20cmp10_overview_schedule.pdf

気候変動枠組条約とは

大気中の温室効果ガスの濃度を安定化させることを究極的な目的とし、地球温暖化がもたらすさまざまな悪影響を防止するための国際的な枠組みを定めた条約。1994年3月に発効。温室効果ガスの排出・吸収の目録(インベントリ)、温暖化対策の国別計画の策定等を締約国の義務としている。

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