第16回補助機関会合(SB16)

vol.8 SB16が終了

6月13日、朝から科学的、技術的な助言に関する補助機関(SBSTA)の全体会合が開催されました。これまでに議題別の会議に分かれて議論されてきた結果が各共同議長から報告され、それぞれのまとめ案が採択されました。
排出量と吸収量のモニタリング、報告、審査(議定書第5条、第7条、第8条)に関する議論について一部合意が出来ていないところを残しつつも議題別会議がまとめた、
(1)京都メカニズムへの参加資格が停止された場合、その資格を回復するための審査手 続きをどのように設計するか、
(2)京都議定書の義務を達成するために2005年までに先進国の国内対策が明確に進展したかどうかについてどのように報告 し、評価するか(京都議定書第3条2項)、
(3)割当量と国家制度に関する情報をどのように報告し審査するか、
などについてのまとめ案を採択しました。合意 が出来なかった部分については、各国が意見を提出し、第8回締約国会議(COP8)で最終的に採択する予定です。 (FCCC/SBSTA/2002/.6L>PDFPDF 、FCCC/SBSTA/2002/L.6/add.1>PDFPDF
クリーン開発メカニズム(CDM)事業として行われる植林、再植林に関する議論について 議題別会議でまとめた検討項目と、それを誰がいつまでにどこで検討するかについてまとめた権限事項と行動計画案を採択しました。(FCCC/SBSTA/2002/L.8>PDFPDF
気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の第3次評価報告書(TAR)の内容をどのように今後の補助機関会合(SB)の議論に反映させていくのかを話し合う会議については、結局まとまらず、採択を最終日に持ち越すことになりました。(FCCC/SBSTA/2002/CRP.3>PDFPDF
最終日、6月14日に、実施に関する補助機関(SBI)が開催され、SBIの議題に関するまとめ案が採択されました。先進国(附属書国)が自国の気候 変動枠組条約のもとでの地球温暖化対策の取り組み状況や温室効果ガス排出量について提出する国別報告書の審査をより効果的なものにするための議論について は、事務局の提案を考慮し、1990年から2000年までの温室効果ガス排出量を含む各国の2002年の温室効果ガス年間排出目録をひとつにまとめ、結果 を条約事務局のホームページに掲載するものの、これらを新たに審査することにはなりませんでした。(FCCC/SBI/2002/1/Add.1>PDFPDF
SBIの後、14:00からSBSTAが開催され、昨日SBSTAで採択できなかった気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の第3次評価報告書 (TAR)に関する議論のまとめ案が採択されました。結局、 このIPCC第3次評価報告書に関する議論を、締約国会議(COP)、SBの恒常的な議題とするかどうか、 気候変動枠組条約第2条の「究極の目標」との関係でIPCC第3次評価報告書が指摘している内容をどう評価するかなどに関する表現は、アメリカ、中国、サ ウジアラビアなどの反対で、消極的なものとなりました。 (FCCC/SBSTA/2002/CRP.3/Rev.1>PDFPDF

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日本の京都議定書批准を歓迎する世界の声(3)

日本の京都議定書批准に対する世界の声を紹介したいと思います。
今回は、韓国の政府代表であるスク・フーン・ウー氏からいただきました。
コメント:日本は、私たちが予想したより早く京都議定書を批准しました。これは、驚きであるとともに、京都議定書を発効するうえでとても意味があることだと思います。
韓国では、大統領選挙があるため、京都議定書批准のための国内手続きをスムーズに進めるには少し難しい状態がありますが、韓国も今年中にも批准したいと考えています。

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