第13回補助機関会合(SB13)

vol.7 COP7はモロッコ、マラケシュで

SBIで2001年に開催されるCOP7の開催地について話し合いがありました。モロッコが開催地として手をあげており、その申し出を今回正式に受け入れました。COP6で正式にマラケシュが開催地として正式に決定される予定です。

12日のプログラム

10:00 - 12:00 実施に関する補助機関会合(SBI)
          ・COP7の開催場所
          ・運営費用について
          ・附属書I締約国の国別報告書と1990年から1998年の年間排出目録について
          ・非附属書I締約国の国別報告書について
          ・IPCCへの資金提供、地球環境ファシリティー(GEF)からの報告など
(コンタクトグループ)
12:00−14:00 政策と措置
12:00−14:00 議定書の5条、7条、8条に関するガイドライン(排出量と吸収量のモニタリング、報告、審査)
15:00−17:00 遵守制度
15:00−17:00 議定書の5条、7条、8条に関するガイドライン(排出量と吸収量のモニタリング、報告、審査)
17:00−19:00 京都メカニズム
17:00−19:00 技術移転
20:00−22:00 条約4.8項、4.9項、議定書3.14項(開発途上国への支援と補償問題)
20:00−22:00 土地利用、土地利用変化と林業(いわゆる吸収源)

ピックアップ -議長ってどんな人たち?-

条約交渉において、議長はとても重要な役割を果たします。交渉のまとめ役として、ときには厳しく、時にはユーモアを踏まえながら複雑な議論をリードします。議長の采配が交渉の成功の鍵を握っているといっても過言ではありません。また、議長は会議のスケジューリング、開会・閉会、参加者の制限などの権限をもっています。
締約国会議(COP)のプレジデントは、COP開会時に就任し、次のCOPまで務めます。開催地の環境大臣が多いです。COP3のときは、当時の日本の大木浩環境庁長官が務めました。補助機関会合(SBIやSBSTA)の議長は、COPで選出され、その後2年間務めます。現在の議長は、COP5で選出されました。コンタクトグループは、COPやSBI/SBSTAの交渉の中で、特に取り上げて議論すべき問題を議論する会合です。決議は採択しませんが、 COPやSBI/SBSTAに決議に関する提案を行います。議長は、COPやSBI/SBSTAで選出されます。特にきまった任期はありませんが、通常議論が最終的にまとまるまで務めることになります。
気候変動枠組条約の交渉会議にはたくさんの議長がいます。それぞれの議長を紹介しましょう

締約国会議(COP)
COP5プレジデント Mr.Jan Szyszko(ポーランド)
実施に関する補助機関(SBI)
議長 Mr.John Ashe(アンティグア・バブダ)
科学的、技術的な助言についての補助機関(SBSTA)
議長 Mr.Herald Dovland(ノルウェー)
(コンタクトグループ)
京都メカニズム
議長 Mr.Kok Kee Chow(マレーシア)
遵守制度
共同議長 Mr.Herald Dovland(ノルウェー)、Mr.Tuiloma Neroni Slade(サモア)
土地利用、土地利用変化と林業(いわゆる吸収源)
共同議長 Mr.Philip Gwage (ウガンダ)、Mr.Halldor Thorgeirsson(アイスランド)
議定書の5条、7条、8条に関するガイドライン(排出量と吸収量のモニタリング、報告、審査)
共同議長 Mr.Festus Luboyera (南アフリカ)、Ms.Helen Plume(ニュージーランド)
条約4.8項、4.9項、議定書3.14項(開発途上国への支援と補償問題)
共同議長 Mr.Abdulmuhsen Al-Sunaid(サウジアラビア)、Mr. Bo Kjellen(スウェーデン)
技術移転
共同議長 Ms.Jean Cooper(カナダ)、Prof.Oladopo Afolabi(ナイジェリア)
キャパシティー・ビルディング(非附属書I締約国、経済移行国)
共同議長 Mr.John Ashe(アンティグア・バブダ)、Mr.Jukka Uosukainen(フィンランド)
政策と措置
共同議長 Mr.Richard Muyungi(タンザニア)、Mr.Romero(スイス)

ピックアップ -サイドイベント、スペシャルイベント- 

今週から、上記のプログラムにある会合と並行して、条約事務局やオブザーバー参加している業界団体、研究機関、NGOが主催するイベント、ワークショップが毎日少なくとも10件、多い日は40件近くほど開催されています。ほとんどが京都メカニズムや吸収源など交渉の論点に関連したものです。毎日のイベントのスケジュールもUNFCCC Daily Programでご覧ください。また、サイドイベントの模様は、こちらのホームページでみることができます。

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