第16回締約国会議(COP16)

COP16が始まりました

いよいよCOP16が始まりました。カンクンメッセへの移動は、昨日はホテルからバスで所要時間50分ほどだったのですが今日はなんと約2時間!専用のシャトルバスがなかなか来ず、さらに来たバスも定員いっぱいで次を待たなければなりませんでした。

COP16では会場北部のホテルゾーンや南部のリビエラマヤ(ホテルが並ぶエリア)からカンクンメッセ(サイドイベント会場)へのバスが定期的にあり、さらにそこから乗り換えて会議場があるホテルムーンパレスへ向かいます。ホテルゾーンからは5つのバスの路線があり、止まる停留所が決まっているため空いているバスでも目の前を通り過ぎていくことが度々。参加者からは「どうして全部カンクンメッセに行くのに乗せてくれないの!?アレンジして!」「市バスが走り回ってるんだからもっと活用したらいいのに!」との声もありました。9時前でもじりじりする暑さがあいまってイライラも頂点に達していたようです・・・

さて、ホテルムーンパレスに到着しました。敷地内にゴルフ場もある、入り口から建物までバスで約5分ほどかかる広大なホテルです。1階のロビーにはたくさんの記者やNGO、政府関係者が集まり、打ち合わせをしたりパソコンで文書を作成したりしています。 会議が行われるのは2階のたくさんの会議室があるフロアです。メキシコのフェリペ・カルデロン・イノホサ大統領が演説を行っているときにはエレベーターで事前にカンクンメッセで作成したIDをチェックされ、政府関係者以外入ることができずロビーでテレビを通して演説を聞きました。

演説の中にあった「Somos capaz(We’re capable)」という言葉。「私たちは人類に起こる気候変動の影響に対して責任があり、そして私たちは気候変動を解決する力を持っている。」という力強いスピーチです。続くパトリシア・エスピノーサ議長からの言葉でも「一緒に取り組めばしっかりとした結論を得ることができると思っている」と今回のCOP16に対する意気込みが述べられます。これから2週間にわたり開催される会議でどのような結論が出るのか、要注目です。


写真:通常のバス停(右)とCOP16専用シャトルバスのバス停
専用シャトルバスの停留所は数箇所のホテルやホテルに面した道路沿いにあり、常に係りが立っています。時間帯によって30分毎、1時間毎に到着することになっているのですが、時間通りに来ることは稀です。


写真:カンクンメッセのバス出発場所/BDFのバス
ここからホテルムーンパレスや各ホテルに出発します。BDFのバスもありました。


写真:会場内のゴミ箱 ホテルムーンパレス、カンクンメッセに設置されているゴミ箱
「リサイクルと地球を守ることに協力してください」と書かれています。


写真:カンクンメッセ内の食事場所/使用されている皿
カンクンメッセは二つの建物からなり、その間の野外スペースに食事場所が設けられており、タコスやサンドイッチの店、ビュッフェのレストランがあります。一番人気はタコスでいつも列ができています。使用されている皿には「COMPOSTABLE(堆肥化可能)」の文字が。

執筆:江刺家由美子
(宮城県温暖化防止活動推進センター)

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