第14回締約国会議(COP14)

COP14の特設ページ

COP14が開催されます!

12月1日から12日まで、ポーランドのポズナンで気候変動枠組条約第14回締約国会合(COP14)が開催されます。
ついに「京都議定書の第1約束期間」が始まった今年。
7月には環境・気候変動に大きな焦点があてられたG8北海道洞爺湖サミットが開催され、世界中の注目が集まりましたが、「2050年までにCO2排出量を半減させる」という長期目標を打ち出し、具体的な世界全体の目標値については国連の場にゆだねるということになりました。
そして、今回開催されるこのポズナンでのCOP14は、2013年以降の次期枠組みへの合意達成の期限となるCOP15(デンマーク・コペンハーゲン)に向け、各国のアイデアや提案、議論点を整理する場として重要であり、交渉を前進させるためにも政治的に前向きなメッセージを発信する場になるであろうと予想されます。

COP14とは? -注目ポイントと議題

昨年バリ島・ヌサ・ドゥア(インドネシア)で開かれたCOP13・COP/MOP3では、2013年以降の枠組みについて、枠組み条約のもとに新たにAWG(アドホック・ワーキンググループ)を設置し、2013年以降の枠組みを2009年度までに合意を得るバリ・ロードマップを採択しました。

第13回締約国会議(COP13・COP/MOP3)の様子はこちら

注目ポイント

今回のCOP14は、条約特別作業部会議長の取りまとめ文書をもとに本格的な交渉をスタートさせること、また、そのための2009年の作業計画を作成することが重要ポイントになるでしょう。
その他にも、途上国の経済発展の差に応じてとるべき行動を検討していく「差異化」についても重要議論になると予想されます。

開催される会議

期間中、COP14に加えて、あわせて6つの会議が同時進行で進められます。会議で話し合われる議題はさまざまですが、それぞれの会議で話し合ったことがらをどのように整理・整合させて温暖化対策を進めていくのかも課題の1つです。

・Fourteenth Session of the Conference of the Parties(COP14)
・Fourth Session of the Conference of the Parties serving as the meeting of the Parties to the Kyoto Protocol(CMP4)
・Twenty-Ninth Session of the Subsidiary Body for Scientific and Technological Advice(SBSTA29)
・Twenty-Ninth Session of the Subsidiary Body for Implementation(SBI29)
・Resumed Sixth session of the Ad Hoc Working Group on Further Commitments for Annex I Parties under the Kyoto Protocol(Resumed AWG-KP6)
・Fourth session of the Ad Hoc Working Group on Long-term Cooperative Action(AWG-LCA4)

UNFCCC事務局発表のスケジュールはこちらPDF(英文、随時更新)

このほかにも多くの会議やサイドイベントなどが数多く行われ、活発な議論が交わされることになります。
日本からは政府代表として斉藤環境大臣が出席するほか、JCCCAの大木代表を始めとした政府代表団、環境NPO、企業、マスコミなど様々な人が参加する予定です。

・国連気候変動枠組条約事務局のCOP14公式サイト(英文)
COP : Conference of the Parties to the Convention
MOP : Meeting of Parties to the Protocol

解説

気候変動枠組条約とは

大気中の温室効果ガスの濃度を安定化させることを究極的な目的とし、地球温暖化がもたらすさまざまな悪影響を防止するための国際的な枠組みを定めた条約。1994年3月に発効。温室効果ガスの排出・吸収の目録(インベントリ)、温暖化対策の国別計画の策定等を締約国の義務としている。

京都議定書とは

気候変動枠組条約には先進国の努力目標が記載されていましたが、法的拘束力のある削減義務はなかった。その後の交渉で、1997年12月に京都で開催された第3回締約国会議(COP3)において、法的拘束力をもった温室効果ガス削減のための議定書が採択された。2005年2月16日に発効。2005年に行なわれたCOP11で京都議定書に関する運用ルール等が固まった。地球全体で取り組む地球温暖化対策の第一歩

関連情報

・条約交渉の基礎知識:条約交渉プロセスの解説
・条約年表
・これまでの会議の様子:国際会議レポート

このページのトップへ