第13回締約国会議(COP13/MOP3)

COP13・COP/MOP3の特設ページ

COP13、COP/MOP3が開催されます!

12月3日から14日まで、バリ島ヌサ・ドゥア(インドネシア)で気候変動枠組条約第13回締約国会合(COP13)、京都議定書第3回締約国会議(COP/MOP3)が開催されます。世界中で地球温暖化問題の話題が多かった2007年。・ アメリカの前副大統領アル・ゴア氏の映画・著書「不都合な真実」が世界中で注目を浴び、アカデミー賞を受賞(詳しくはこちら)・ IPCC(気候変動に関する政府間パネル)が第4次評価報告書を発表し、地球温暖化の深刻さが増しているとの警鐘を鳴らす(詳しくはこちら)・ ノーベル平和賞2007がアル・ゴア氏、IPCCの2者に授与(詳しくはこちら)・ 1997年地球温暖化防止京都会議において京都議定書が生まれて10年 そして2008年からはいよいよ「京都議定書の第1約束期間」が始まります。このタイミングで世界の国々が「神の島」バリ島に集まり、いよいよ深刻さを増してきた地球温暖化問題についてどのようなことを話し合うのか、解説します。

現地の様子をレポート!

会議の様子を現地からレポートします。こちらから!

COP13・COP/MOP3とは? -注目ポイントと議題-

昨年ケニア共和国のナイロビで開かれたCOP12・COP/MOP2は、いよいよ近づいてきた2008〜2012年の京都議定書第1約束期間に向けてのCDM等に関するルールの話し合い、そして「ポスト京都」と言われる2013年以降どうするか、等さまざまな議題の話し合いが行われました。
第12回締約国会議(COP12・COP/MOP2)の様子はこちら

注目ポイント

2008年からいよいよ始まる京都議定書の第1約束期間を目前に控えていますが、国際交渉での注目はすでにその先、2013年以降のいわゆる「ポスト京都議定書」をどのようにするかに移っています。
「ポスト京都議定書」については、多くの意見があり、まとめ上げる道程は困難を極めることが予想されます。
・温室効果ガスの大量排出国である中国やインドなどの途上国も削減目標を負うべき
・京都議定書を離脱しているアメリカも入れるようにすべき
・削減目標は大幅減を目指すべき
いずれにしても2012年に終了する京都議定書の約束期間から間をおくべきではないという意見が多数を占め、2013年の発効をめざすためのロードマップ(工程表)が重要になります。今回のCOP13のポイントは、このロードマップをまとめ、合意を得、交渉のための場を立ち上げることが最重要議題になるでしょう。

開催される会議

期間中、COP13・COP/MOP3に加えて、あわせて5つの会議が同時進行で進められます。会議で話し合われる議題はさまざまですが、それぞれの会議で話し合ったことがらをどのように整理・整合させて温暖化対策を進めていくのかも課題の1つです。

  • ・気候変動枠組条約第13回締約国会合(COP13 コップサーティーン)
  • ・京都議定書第3回締約国会議(COP/MOP3 コップモップスリー)
  • ・科学的、技術的な助言に関する第27回補助機関会合(SBSTA27 サブスタ27)
  • ・実施に関する第27回補助機関会合(SBI25 ヱスビーアイ27)
  • ・気候変動枠組み条約付属書国の更なる約束に関する第4回特別作業部会の再開会合(AWG4-2 エイ・ダブル・ジー4-2)

UNFCCC事務局発表のスケジュールはこちら(英文、随時更新)
(財)地球産業文化研究所による検討事項の要約はこちら

このほかにも多くの会議やサイドイベントなどが数多く行われ、活発な議論が交わされることになります。
日本からは政府代表として鴨下環境大臣が出席するほか、JCCCAの大木代表を始めとした政府代表団、環境NPO、企業、マスコミなど様々な人が参加する予定です。
 

日本政府の関連情報

・外務省「気候変動に関する非公式閣僚会合」(2007/10/26)
国連気候変動枠組条約事務局のCOP13・COP/MOP3の公式サイト(英文)

COP : Conference of the Parties to the Convention
MOP : Meeting of Parties to the Protocol

解説

気候変動枠組条約とは

大気中の温室効果ガスの濃度を安定化させることを究極的な目的とし、地球温暖化がもたらすさまざまな悪影響を防止するための国際的な枠組みを定めた条約。1994年3月に発効。温室効果ガスの排出・吸収の目録(インベントリ)、温暖化対策の国別計画の策定等を締約国の義務としている。

京都議定書とは

気候変動枠組条約には先進国の努力目標が記載されていましたが、法的拘束力のある削減義務はなかった。その後の交渉で、1997年12月に京都で開催された第3回締約国会議(COP3)において、法的拘束力をもった温室効果ガス削減のための議定書が採択された。2005年2月16日に発効。2005年に行なわれたCOP11で京都議定書に関する運用ルール等が固まった。地球全体で取り組む地球温暖化対策の第一歩

関連情報

・条約交渉の基礎知識:条約交渉プロセスの解説
・条約年表
・これまでの会議の様子:国際会議レポート

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