第09回締約国会議(COP 9)

vol.5 ラウンドテーブルの共同議長決まる

今日も、2つの補助機関会合(SB)の全体会合のもと、それぞれの議題について進め方が決められ、議題別の会合で議論が始まりました。
12月10日から12日まで予定されているCOP9の閣僚級会合では、10日と11日には大臣たちによる3つのテーマ別ラウンドテーブルの共同議長が決まりました。 日本の小池環境大臣も共同議長を務めることになりました。

1.気候変動・適応・緩和(削減対策)・持続可能な開発 12月10日(水) 15:00から18:00
 タダシ・レメト氏(マーシャル諸島)
 小池百合子氏(日本)
2.技術(利用と開発)、技術移転 12月11日(木) 10:00から13:00
 モハメッド・バリ・ムサ氏(南アフリカ)
 パウラ・ドブリアンスキー氏(アメリカ合衆国)
3.国・地域・国際レベルでの気候変動合意における約束・目的達成へ向けた進展評価 12月11日(木) 15:00から18:00
 フェレナンド・テゥエラ氏(メキシコ)
 ユルゲン・トリッテン氏(ドイツ)

デイリープログラム(英文)  

ピックアップ

今日の化石賞 

環境保全の観点からよくない発言や京都議定書のもと温暖化対策を進めることを妨害する発言をした国に、地球温暖化問題にとりくむNGOの世界的なネットワークである気候行動ネットワーク(CAN)から「Fossil of the day (今日の化石賞)」が贈られました。

2003年12月2日の「Fossil of the day (今日の化石賞)」
1位 オーストラリア

SBI全体会合での資金拠出に関する発言に対して
【解説】オースラリアは、SBIの全体会合で、アメリカ同様、自分達が拠出する条約事務局運営資金の使用を条約関係の活動のみに限り、京都議定書関係の活動への使用は認めないと発言したから。
2位 アメリカ 
記者会見や全体会合での京都議定書に関する発言に対して
【解説】アメリカの政府代表団が、記者会見や全体会合で、京都議定書とそれにかかわる交渉は、脳の手術が必要な人に頭痛の薬を処方するようなものと発言し た。我々は、この表現はむしろアメリカの国内対策に当てはまると考える。アメリカのC.R.A.P.戦略は、将来開発される技術に焦点をあてており、この 10年何もしなくてもよいと言っているようなものだ。これは、まさしく心臓発作を治すのにビタミン剤を処方するようなもので、全く何の役にも立たない。ア メリカの医者のアドバイスが、死をもたらす診断かもしれないことに早く気付くべきだ。
3位 ロシア
ロシアの高官が京都議定書を締結しないと発言したという報道に対して
【解説】これまで行われたきたロシアの政治活動の暴露は、京都議定書に関するロシアのすべての発言に対する人々の反応を鍛えたと思う。しかし、ここにきて マスコミは、プーチン大統領の経済補佐官が京都議定書は経済成長に制約を与えると発言したことを京都議定書を締結しないと解釈するなど、自制心を失ってい る。気にするな。彼の上司は、最近京都議定書を締結、発効することは正しい方向へ踏み出す第1歩であると発言している。イリヤノフは、この件についてひ ねった解釈を加えることにしたのだ。ロシア政府は政府内をきちんとし、全てもしくは数人がそのような発言をするのをもうやめさせてもよいと思う。

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