第07回締約国会議(COP 7)

vol.6 ボン合意をめぐる攻防

午前中にCOP7の全体会合が開催されました。各非公式会議の(共同)議長からそれぞれの進捗状況についての報告がありました。

遵守制度

草案グループで、いくつかの問題について合意が確認されているが、主要な問題はまだ未解決で、中には他の非公式会議の結果をまたなければならないものがあると報告しました。

京都メカニズム

現在、2つの草案グループが進行しています。まず、クリーン開発メカニズムについて、そして共同実施と排出量取引についてです。議長は、順調に進行して おり、木曜日の共同実施の参加資格に関する議論については、特に満足していると報告しました。
しかし、カナダ、日本、ロシア、オーストラリアは、木曜日の共同実施の参加資格に関する議論について、共同議長が提案して決めた文章は受けいれられない とし、議論を白紙に戻すように求めました。これに対し、共同議長は我々の提案は大臣たちがまとめたボン合意から直接とった表現なので、変えるべきではないと答えました。最終的にCOP議長(写真右)は解決方法について共同議長と相談すると述べ、その場をおさめました。
Photo courtesy of IISD /ENB-Leila Mead

5条、7条、8条(排出量と吸収量のモニタリング、報告、検証)

現在、吸収源に関する報告事項と、専門審査チームの構成や議定書の3条14項(補償問題)に関する情報の扱いについて2つの草案グループが進行していると報告しました。

また、2002年9月に開催される持続可能な開発についての世界サミット(WSSD)へのインプットについて議論をしました。気候変動枠組み条約の「共通だが差異ある責任」の原則の重要性を強調しました。
午後は、京都メカニズムの非公式会議や、遵守問題、5条、7条8条の草案グループが開催され、夜遅くまで続きました。
また、来週7日から開催する閣僚級会合に向けて合意をまとめる交渉が土曜日も続けられています。

ピックアップ

日本政府にNGOが緊急の申し入れ 

京都メカニズムの参加資格に関する日本の提案は、COP7で大臣たちがまとめたボン合意の内容を全く変えてしまうと日本のNGOが連名で日本政府代表団 と川口順子大臣に緊急の申し入れをしました。申し入れの内容は会議期間中に日本のNGOが発行するニュースレター「KIKO」と世界のNGOのネットワー クCANが発行するニュースレター「eco」のトップページに掲載され、会議場内で広く配布されました。

気候ネットワークニュースレター「KIKO」
気候行動ネットワーク(CAN)ニュースレター「eco」 No.6

このページのトップへ