環境大臣表彰H21

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稚内新エネルギー研究会 【「最北端から最先端へ」地域特性を活用した地球環境に優しいまちづくり】

稚内新エネルギー研究会のビジョンの原点は、日本最北端に一年中吹く強い風にあります。特に日本最北端“宗谷岬”では、一年を通じて平均風速7.5m/sを超える風が吹いており、時には厄介者といえます。
しかしそれを逆手にとり「風のまち」という地域特性を活かした風力発電を推進することで、温暖化防止に寄与する新エネルギーの導入を啓発し、地球環境に優しいまちづくりを目指しています。
また自然エネルギーの短所である発電の不安定さを解消するため、そのエネルギーによって水を電気分解して水素を作り、水素エネルギーに変換することによる安定供給と利活用にも取り組んでいます。

さらに当会は、稚内市や北海道電力株式会社と協力し、NEDO技術開発機構が主管する「大規模電力供給用太陽光発電系統安定化等実証研究」(H18〜22完成時定格出力5MWh)の実証試験地として応募し、幸運にも採択を受けることができました。本施設では国内最大級の太陽光発電施設であり、大容量の蓄電池を備えることで安定した送電を行うための研究が行われています。日本最北端という地域性と気象条件が厳しい積雪寒冷地などにおいて実用の可能性を示唆することになり、これからの太陽光発電施設建設に拍車がかかると考えています。

稚内新エネルギー研究会は、地域における新エネルギー導入のリーダー役を担いつつ、さらにその環境教育や普及啓発を押し進めるため会員有志の力で環境学習施設“風のがっこう稚内”センターハウスを作りあげました。
この施設には小型ながら北海道産の小型風車(750Wh級)2基、太陽光パネル(120Wh)、家庭用燃料電池(1kWh級)を設置し、四阿(あずまや)には石窯を作り上げました。
現在、地域に密着した環境教育学習拠点にするため、稚内北星学園大学の協力も得ながら、市内小中学校の総合学習などにも利用してもらっています。


宗谷岬ウインドファーム
宗谷岬ウインドファーム
北海道遺産である宗谷周氷河地形の中に林立する風車群
運営主体:ユーラス・エナジー宗谷
定格出力:1,000kWh×57基=57,000kWh




 
稚内公園新エネルギーサテライト
休憩施設の中に、風力を利用した燃料電池システム(左下)とエコ足湯(右下)が設置されている



稚内メガソーラー
大規模電力供給用太陽光発電系統安定化等実証研究の施設完成予想図
写真提供:北電興業株式会社
大規模電力供給用系統安定化等実証研究施設(完成時定格出力5,000kWh) 


風のがっこう稚内 
風のがっこう稚内
地域の宝と人を結び、観光と自然体験に環境学習を加えて地域の魅力を内外に発信し、まちづくりを担う人材育成と情報交換のハブ機能を目指して建設


さらに詳しく知りたい方は、下記のサイトをご覧ください。
稚内新エネルギー研究会

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