環境大臣表彰H21

Home地域の動向地域での活動事例環境大臣表彰H21彦名地区チビッ子環境パトロール隊 【中海の水質浄化実践活動から生まれた使用済み割り箸、廃食油を回収し紙及び車の燃料に再生する普及啓発活動】

彦名地区チビッ子環境パトロール隊 【中海の水質浄化実践活動から生まれた使用済み割り箸、廃食油を回収し紙及び車の燃料に再生する普及啓発活動】

子ども達を取り巻くさまざまな環境が大きく変化する中で、社会を生き抜くために、今彼らに「生きる力・人間力」求められています。その基礎となる能力・資質は、学校・地域・家庭において総合的に培われます。これらの共通項として取り組める環境を基軸にした社会貢献活動を通して、次代を担う子ども達の人間醸成を図ってきています。

「子ども大人も身近な環境問題を五感で感じることが課題解決へ繋がる近道」との発想から、1990年に子どもを中心とした「彦名地区チビッ子環境パトロール隊」を結成。テーマは、身近な大問題である「中海の水質浄化」。
家庭から出る生活排水と中海の水質汚濁の勉強が始まり、汚濁の大きな原因となる廃天ぷら油の回収を地域の皆さんの協力で開始、製紙工場の化石燃料の一部代替燃料として提案し利活用してきました。
その回収した廃食油は、現在、障害がい者施設の皆さんにより、地球環境に優しい軽油代替燃料のBDF(バイオデイーゼル燃料)を製造・販売する取り組みへと発展してきています。本取り組みは、豊かな心を育む人権・福祉・環境を考えることができる『人づくり』へと確実に発展してきています。

また、当時製紙会社に勤務していたサポーターの私に対して、子ども達との勉強会で出た素直な疑問は「割り箸の使用は森林破壊に繋がるのでは?」。
この問いかけが、全国で初めての試みでもあった割り箸回収へ発展。鳥取県米子市発のこの取り組みは全国発信となっています。

廃食油・使用済みの割り箸の回収・再資源化運動は、資源の保全、環境の改善・保全、地球温暖化防止活動として誰でも身近にできる極めて有益な取り組みであり、地域に確実に根づきました。
これらの活動は、1989年から毎月1回発行し町内全戸配布している環境新聞『中海』で紹介し、環境の意識啓発を図ってきており、『継続は力なり』をモットーに互助性を重視、環境への気配り・思いやりの行動を通し、人の心を自然体で育んできています。

特に、次代を担う子ども達には環境保全活動を通して国際感覚も身に付けてほしいと考え、積極的に国内外のエコクラブや環境保全活動家と交流しています。
これまでに韓国・アメリカ・ドイツ・ロシア・中国の人々と交流を行う等「地球規模で考え、地域でこつこつと活動する人」を目指して日々地道に活動を行っています。
地域の環境を守り、地球規模の環境にも目を向ける事ができる心優しい子ども達を育てていきたいと考えています。


廃油の回収作業中
廃油の回収作業中


環境パトロールチェック結果の履歴(平成3〜19年)
環境パトロールチェック結果の履歴(平成3〜19年)
20のチェック項目について1項目5点、合計100点満点で評価


町内によみがえってきたメダカ採取(彦名町農業用水路)
町内によみがえってきたメダカ採取(彦名町農業用水路)


名中央公民館に設置した割り箸回収ボックス
名中央公民館に設置した割り箸回収ボックス


第2回日韓こども環境サミット(韓国・江原道)
第2回日韓こども環境サミット(韓国・江原道)

このページのトップへ