環境大臣表彰H21

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関西電力株式会社、株式会社日立製作所 【可変速揚水発電システムの開発・導入】

関西電力株式会社および株式会社日立製作所は、高品質な電気の安定供給と電源の経済的運用を目的に、揚水発電機の電力を高速で連続可変制御できる「可変速揚水発電システム」を、昭和56年から研究・開発・実証試験を行い、大容量(400MW/台)の可変速揚水発電機を大河内発電所3号機(H7運開)、4号機(H5運開)に導入しました。
今後さらに、奥多々良木発電所1・2号機(320MW/台)を可変速化する工事を進めています(H26運開予定)。

「可変速揚水発電システム」は、揚水運転時に一定速度・一定電力での運転しかできなかった従来の揚水発電システムに対し、回転速度を変えることによって電力を俊敏に変化させ、電力系統の周波数調整を行うことができるものです。特に、新たに開発した「電力優先制御方式」は、電力応動が非常に早く、周波数調整能力に優れています。

「可変速揚水発電システム」は、原子力の安定運転を維持しながら、夜間の周波数調整を担う火力発電機の運転を削減することで、高品質な電気の安定供給と電源の経済的運用を実現するとともに、CO2排出量削減にも大きな効果を生んでいます。

今後、出力調整が困難な風力や太陽光など、再生可能エネルギー電源の大量導入が想定されますが、この「可変速揚水発電システム」は、再生可能エネルギー電源の出力変動を吸収・調整することが可能であり、重要性はますます高まっていくと推測されます。

関西電力株式会社と株式会社日立製作所は、今後も引き続き、地球温暖化等の環境問題に積極的に取り組んでいきます。

大河内発電所鳥瞰図
大河内発電所鳥瞰図

大河内発電所 水車発電機構造
大河内発電所 水車発電機構造

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