環境大臣表彰H20

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株式会社前川製作所:省エネ型ノンフロン冷凍装置の開発

世界的にコールドチェーン(生鮮食品等を生産地から消費まで低温に保つ物流方式)には冷蔵冷凍装置が用いられている。
日本では、これまでフロンを用いた冷蔵冷凍装置が一般的であった。しかし、フロンは、モントリオール議定書に基づき、2020年で製造中止となる。その代替として新たに登場した代替フロンは、地球温暖化係数の非常に高い温室効果ガスであることが知られている。
そこで弊社は、フロンを用いない省エネ型冷凍装置の開発、提案、普及をする事が、冷凍冷蔵倉庫業界のみならず、冷凍装置を用いている多くの産業界、社会並びに地球環境へ貢献出来る事に気付いた。  
フロンを大気へ漏らさない対策もひとつの選択肢であるが、弊社はフロン自体を使わないという観点に立って、ノンフロン化に取組む必要があると考えた。その冷媒として注目したのがアンモニアと炭酸ガスである。
そこで、これらの冷媒を用いて高効率な「省エネ型ノンフロン冷凍装置」を開発、製品化する事を目指した。
 
本製品開発はアンモニアと炭酸ガスを上手に効率良く使い、安全性確保をしつつ、世界最高性能への追求と、操作性向上による使いやすい冷凍装置を目指した。
その結果、「環境省 平成19年度 地球温暖化技術開発事業(製品化事業)」の競争的資金に採択され、1年間という短期間で製品化することが出来た。
この装置は従来のフロン冷凍装置よりも“約20%の省エネ”と“ノンフロン化”を同時に実現し、日本の産業用冷蔵倉庫すべてにこの技術を用いた場合、年間43万トンのCO2排出量が削減可能になるとともに、136,000世帯の年間使用電力量に相応する省エネ効果を試算している。


(1) 高性能ローター
(1) 高性能ローター


(2) 高効率モーター
(2) 高効率モーター


(3) (1)(2)を組み合わせ、安全性を確保した高性能圧縮機
(3) (1)(2)を組み合わせ、安全性を確保した高性能圧縮機


(4) (3)を搭載した省エネ型ノンフロン冷凍装置「NewTon3000」
(4) (3)を搭載した省エネ型ノンフロン冷凍装置「NewTon3000」

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