環境大臣表彰H19

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東海旅客鉄道(株)/西日本旅客鉄道(株):高速化と省エネ化の両立を実現したN700系新幹線車両の開発

JR東海・JR西日本では、これまで地球温暖化防止に向けた取り組みの1つとして、省エネ性能に優れた車両の開発・投入を行ってきています。そして、2007年7月、「さらなる環境への適合」を重要なテーマの1つとして掲げ、より一層の省エネルギー化を目指して開発したN700系の営業運転を開始しました。現在主力として活躍している、省エネルギー性能に優れた700系の持つ高いポテンシャルをベースに最新技術を導入したN700系は、曲線部での通過速度を向上しつつ、より一層電力消費量を低減し、高速化と省エネ化の両立を実現しました。
※700系比で東海道区間は19%、山陽区間は9%電力消費量を低減 

N700系の高速化と省エネ化を実現した技術

(1)走行抵抗の低減
1)空力特性に優れた新しい先頭形状「エアロ・ダブルウイング」を開発
2)車体表面の徹底的な平滑化
・全ての車両連結部分に全周ホロを日本の新幹線として初めて採用
・台車スカートの採用
・一体フラット構造とした客室窓構造(車体外板と窓ガラス)
→ このような取り組みの結果、走行抵抗を700系と比べて約20%低減

(2)車体傾斜システムの導入
・快適な乗り心地を確保しながら最高速度での曲線通過を可能にする、「車体傾斜システム」を日本の新幹線として初めて採用
→「車体傾斜システム」の開発・採用により、高速化と同時に加減速頻度の減少による省エネ化を実現

(3)電力回生ブレーキの拡大
・1編成(16両)あたりの回生ブレーキ設置車両を14両に拡大(700系は12両)
・さらに、1編成で通常時に必要なブレーキ力をすべて電力回生ブレーキで賄う
→ 一層の省エネ化を実現


高速化と省エネ化を実現したN700系
高速化と省エネ化を実現したN700系


車体傾斜システム
車体傾斜システム

電力回生ブレーキの拡大
電力回生ブレーキの拡大

東海道新幹線の車種別電力消費量の比較
東海道新幹線の車種別電力消費量の比較

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