環境大臣表彰H19

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エヌ・ケイ・ケイ(株):ダストブロワーのノンフロン化製品の開発・生産

ダストブロワーとはパソコンのキーボード等に付着したホコリ、カメラ等レンズに付着したホコリなどをエアー・ガスの勢いで吹き飛ばす物です【写真1参照】。現在ではデジタル機器普及のため、その用途は工場・研究所等で使用される精密機器から個人のデジタルカメラまで普及しており、エアゾールタイプでは650万本の国内市場があります。
弊社はその約4割の275万本(2005年実績)生産しております。現在の市販製のほとんどはHFCといわれる代替フロンが噴射剤として使用されております。
ダストブロワーに使用されているHFCは、HFC-134aとHFC-152aの2種類があり、それぞれオゾン層は破壊しないものの地球温暖化係数がそれぞれCO2に比べ1300、140と非常に高く、大気放出型であるため一度大気に放出すると回収は不可能。さらに、CO2と違い森林植物も吸収してくれません。市場の650万トンをCO2換算すると、140万トン(地球温暖化対策協議会調べ)に及びます。
弊社は噴射剤をジメチルエーテル(DME)とCO2混合にし、ノンフロンを実現。地球温暖化係数1以下とした。しかし、これだけでは可燃度が非常に強い。そこで独自開発した特殊吸収体を缶に内蔵し、液化噴射ができない構造としました【写真2,3】(液化噴射された液化ガスは気化噴射に比べ、気化するときに約350倍にも膨れ上がり、周辺濃度を高めます)。これにより噴射時の可燃濃度を必要以上高めることなく、噴射後の予期できない静電気等のスパークが発生したときでも引火しにくい構造となっております【写真4】。
弊社が生産している275万本をノンフロンブロワーに置き換えるだけでも、なんと32万トン(CO2換算)のCO2削減となり、さらに既存のHFCを使用した製品から非フロン系への普及活動を通じ、顧客への転換を図り、温室効果ガス排出削減に寄与したいと考えます。

ダストブロワー使用例
ダストブロワー使用例

液化噴射の事例
左:液化噴射の事例
右:逆さでも気化噴射事例


ノンフロンダストブロワーと特殊吸収体
ノンフロンダストブロワーと特殊吸収体

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エヌ・ケイ・ケイ株式会社

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