2009年08月31日

ズームイン!アーカイブ

これまで、実際に温暖化防止の活動をしている方と直に接することがなかなかなかったJCCCAスタッフが、現地を訪問。そのレポートを「ズームイン!」として紹介します。

これまでの「すいマガ」で紹介してきた内容をブログで再掲載します。

 

●「みなんがたグリーンクラブ」(全国大会2009 熊本県代表) 

(「広げよう緑のカーテン賞」受賞取り組み)

こんにちは!星丸☆です。
日本中が皆既日食で盛り上がった7月22日、昨年度の熊本県代表である「みなんがたグリーンクラブ」へ見学に行ってきました!
代表の紫藤さんのご自宅へお伺いすると、まさに壁一面に緑!というくらい、見事なゴーヤーのカーテン!
お家の中から外を見ると、ゴーヤーの緑と、木漏れ日ならぬ葉漏れ日が風に揺れ、体感的にも視覚的にも、とっても涼しく感じられました。

お話を伺うと昨年は地区約100世帯のうち20世帯だったのが、現在では38世帯にまで広がり、来年は半分の50世帯以上を目指しているとのこと。
さらに、ゴーヤージュースやゴーヤーのアイデア料理、種を使ったブローチ作りなど、温暖化対策の枠を越えて、地域ぐるみでの「ゴーヤーの名所づくり!」へと発展してきています。
その勢いは町役場まで動かし、現在は町役場庁舎や図書館にもゴーヤーや朝顔のカーテンが作られるなど、確実に普及してきているそうです。
みなんがた地区の結束力はもちろん、それを全面支援しようとする町議さんや町長の心意気もとっても素晴らしかった!
クラブの皆さんもゴーヤーと一緒に地域の環、人との繋がりを育てているという気持ちで、楽しみながら取り組んでいらっしゃいました。
一村一品大会への応募動機は「自分たちの取り組みの評価を聞いてみたい」というものだったそうですが、クラブの皆さんのお話を聞いていたら、全国大会の優秀賞という結果以上に、もっと素敵なものを手に入れられた充実感のようなものが感じられました。まだまだいろいろなアイデアもお持ちのようなので、まだ当分はみなんがたグリーンクラブの活動から目を離せそうにありません!

一村一品ウェブ紹介ページ

●「東濃ひのき製品流通協同組合」(全国大会2008 岐阜県代表)

(「森のエネルギー賞」受賞取り組み)

今回、JCCCAのまるこが訪問した、組合のある岐阜県加茂郡白川町は、面積の約90%が森林で、銘木「東濃ひのき(桧)」でも有名な林業の町です。
組合専務の渡邊さんにお話を伺いました。
その白川町に、木材の製造過程で排出される木くずの処理問題を解決するため、平成14年に組合が木質バイオマス発電「森の発電所」を整備しました。
発電された電力や蒸気を施設内の動力や木材乾燥として利用、余剰電力は売電しています。
一村一品全国大会に出場してからは、各方面から注目され、施設を視察する人が増加したそうです。
ただ取り組みが広がる予感もある一方で、間伐が進まず燃焼資源不足が続いているという厳しい現実もあるそうです。
間伐が進まないのは、林業の担い手不足や森林保有者の不在村化が進んでいるためだそうです。さらに、海外から非常に安い木材が輸入されるために、国内で間伐材を売っても赤字にしかならないのです。
森の発電所でつくられた電力の売電価格を改善させることで、間伐を進めるためのお金に使うことができれば・・・と渡邊さんは話します。
まるこ自身も、国産材を意識して使う生活をしたいなぁと思います。
そうそう!JCCCAが運営するストップおんだん館では、展示に使う紙の一部を間伐材のA4紙を使っています。あなたの職場でもどうですか?
  
一村一品ウェブ紹介ページ

東濃ひのき製品流通協同組合HP

 

●「京都市立雲ヶ畑中学校」(全国大会2009 京都府代表)

(「最優秀賞」受賞取り組み) 

昨年の2009年ストップ温暖化「一村一品」大作戦最優秀賞、雲ヶ畑中学校を訪問することになった私は、「めちゃ山奥やで?」というみんなの声を「うそやろ、京都市やし」と受け流しておりました。
一日に数本しかないバスは、ぐんぐん山間に進み、ついには両側が杉林に挟まれる細い一本道へ。携帯の表示が圏外の赤いマークになった時このまま山に吸い込まれてしまうかもと不安になりました。
細い道をしばらく登って行くと集落が見え始め人が住んでいるのだと安心したその時、雲ヶ畑の学校が目の前に。
ユニークな発想で学校の環境活動をリードしている茶木先生に案内され教室に入ると、そこにはどっしりとした黒い薪ストーブが夏というのに存在感をアピールしていました。

H19年の冬はこのストーブを使うことにより教室からの二酸化炭素をなんと80%も削減することができたそうです。最初は教室を煙だらけにしたり、教室全体が暖まらず寒い思いもしたりしましたが、薪のくべ方を学んだり、屋上に設置した太陽光と風力発電の電気を利用した教室扇風機を活用して温
かい空気を循環させる事で教室を効率的に温めることができるようになったそうです。
薪ストーブのエネルギー源は薪。一冬使う大量の薪を生徒だけで集めるのは大変です。そこで、地域の人達に協力・理解を深めてもらい間伐、倒木の搬出、薪割りを生徒と一緒に行っています。この地域が1300年前から林業を生業としていたことが、地域の人にすんなり受け入れてもらえた理由なのではないでしょうか。まさに、地域の特徴を活かした一品です。(byそら)

一村一品ウェブ紹介ページ

 

●岡山市立京山中学校 (岡山県大会2008 優秀賞)

夏といえばゴーヤ!岡山でもゴーヤカーテンのムーブメントは巻きおこってます!
昨年の岡山県大会で優秀賞を受賞した岡山市立京山中学校は今年も全クラスのベランダにゴーヤを植えています。
私が訪ねたのは、ちょうど夏休みの真っ盛り。生きているものを育てるのは、毎日の世話が大変。ゴーヤだって水がなければ枯れてしまします。夏休みの間は科学部と野球部の生徒が毎朝水やりに来てくれています。 
そのかいあって...
ベランダには美味しいゴーヤがたくさん実ります♪
収穫したゴーヤはゴーヤチップスとして給食にだされるそうです。
生徒の中には温暖化対策というより、ゴーヤが食べたいからという理由で一生懸命育てている子もいるとか、いないとか。
生徒達は学校発信で地域に広げようと家族や友人達にも「やらないけま?」と声をかけ、学校以外にもどんどん広がっています。
岡山県センターでも、"みんなが育てた「緑のカーテン」コンテスト!"を今年も開催するそうです。きっと応募殺到ではないでしょうか。
ここでも、一村一品で発掘されたアイディアが大きな輪として広がり、夏場の消費電力がおさえられ、二酸化炭素削減に大いに役立っています。(byそら)

 

 

 

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