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長崎県 代表

OBAMAでチェンジ! 地域をつなぐ温泉熱

取り組み名
源泉105℃!小浜温泉熱によるバイオディーゼル燃料製造と活用

活動の概要
源泉温度が105℃の小浜温泉は、湯量も豊富で多くの温泉水が未利用です。そこで、産学官民からなる研究会を組織し、温泉熱をバイオディーゼル燃料製造に用いる装置を開発運用しています。
従来のバイオディーゼル燃料製造装置では、化学反応の促進等のために熱エネルギーが必要で、一般的に電気やガスが用いられています。それを温泉の熱エネルギーで代替することで、製造時のCO2排出量を90%削減することができます。
装置の設置場所である雲仙市では、一般家庭の廃食用油の分別収集を開始し、製造した燃料をごみ収集車の燃料として利用しています。
また、地元実業系高校とも連携して温泉バイオディーゼルのシンボルマークを創出し、商標登録出願を行ったり、バイオディーゼルカートの製作、休耕地での搾油作物栽培等、高校生の非常に良い教育の実践機会となっています。
地域に根ざした取り組みを展開することにより、地域の様々な世代・立場の主体が交流し、協力し合える貴重な場が形成されています。

団体名
長崎県温泉バイオディーゼル燃料研究会
  余熱利用型バイオディーゼル燃料製造装置

余熱利用型バイオディーゼル燃料製造装置

島原工業高校生が制作したBDFカート

島原工業高校生が制作したBDFカート

県センターからの推薦コメント

この取り組みが審査において特に評価されたポイントは、「温泉」という自然の恵み・独自の環境を生かしていることや、産学官民の様々な主体の協働による地域ぐるみの取り組みであることです。
未利用のまま海に流されていた温泉を活用することで、地域の様々な世代・立場の方々が交流し、協力し合える貴重な場が形成されています。その中で、環境意識の高まりや地域連携の環が広がっており、バイオディーゼル燃料の製造・活用に留まらないムーブメントにつながっています。
また、高校生にとって非常に良い教育の実践機会となっており、高校生みずから取り組み発表を行ったり、制作したBDFカートの体験試乗会を開催して普及啓発に努めています。このような若い力が地域の温暖化対策の担い手として次々と育っていることからも、今後大きな期待が持てる取り組みであると感じています。
(担当者名:佐々木 裕)


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