山形県の置賜地域はブドウなど果実の生産量が多く、食品加工も盛んであるため、食品加工廃棄物は年間3千?もある。この廃棄物、つまり、食品残さはこれまでは投棄、または焼却されていたが、置賜農業高校の3年生5名は、この食品残さ、特にワインの搾りかすに着目し、リサイクル飼料(以下エコフィード)の生産によって廃棄量を減らす「MOTTAINAIプロジェクト」と名付けた研究を昨年から開始した。この飼料はバイオマスを再利用し低価格でもあるため、地鶏や豚、米沢牛への給与試験によって新ブランドの確立や低コストの実現などの期待が集まった。今年度は、資源循環社会の実現をめざす産学公連携の「置賜MOTTAINAI研究会」(県や町、企業や農家で構成)から飼料混合機の預託を受けて、エコフィード生産と地域農家への供給に取り組んでいる。以上の成果は、地域の食品加工廃棄物の排出ゼロをめざす高校生の挑戦として高く評価されている。
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