2006年4月、新潟県小千谷市に雪室をビルトインした住宅ができました。屋根から滑り落ちた雪を、3階建て住宅の1階の一角に作り込んだ「雪室」に保存します。30トンほど貯めた雪は、2階のDK、6畳と8畳の和室の3室の冷房に使われます。雪室の隣には4畳半ほどの「冷蔵室」もあり、米や酒や野菜を約5℃で保存できます。室内の空気を雪室に導き、冷たくなった空気を再び部屋に戻す「冷風循環式」なので、チリが雪に吸着されて空気がきれいなります。さらにアンモニアなど水に溶ける化学物質も雪に吸収されて臭い除去の効果もあります。新築から三回の夏を過ごした住民は「爽やかで気持ちいい」、「クーラーのとがったような冷たい感じがない」、「冷蔵室に野菜や米が保存できて便利」との感想。今年は、雪室にお酒を埋めて雪中貯蔵にも挑戦し、まろやかになったお酒を堪能したそうです。世界に類を見ない豪雪地。気候風土を暮らしに取り入れて「気持ちイイ」暮らしを楽しんでいます。
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