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  関東地区 >>新潟県代表
雪で冷房、“気持ちイイ”暮らし
取り組み名
雪室をビルトイン、冬の雪で夏に冷房する家

要約
豪雪地新潟で、屋根から滑り落ちた大量の雪を雪室(ゆきむろ)に貯蔵し、夏の冷房と食料の冷蔵に活用した住宅ができました。冷房は、冷風循環式なので電気代はほとんどかからず、除湿・除臭と空気清浄の効果があり、冷蔵室には大量の食料が貯蔵できるなど、省エネしながら、爽やかで気持ちイイ暮らしを楽しんでいます。
団体名
雪国住宅研究会
http://www.yukidaruma.or.jp/experiment/
http://www2.ocn.ne.jp/~yukiken/
  雪冷蔵庫での食品貯蔵

雪冷蔵庫での食品貯蔵

取り組みの概要

 2006年4月、新潟県小千谷市に雪室をビルトインした住宅ができました。屋根から滑り落ちた雪を、3階建て住宅の1階の一角に作り込んだ「雪室」に保存します。30トンほど貯めた雪は、2階のDK、6畳と8畳の和室の3室の冷房に使われます。雪室の隣には4畳半ほどの「冷蔵室」もあり、米や酒や野菜を約5℃で保存できます。室内の空気を雪室に導き、冷たくなった空気を再び部屋に戻す「冷風循環式」なので、チリが雪に吸着されて空気がきれいなります。さらにアンモニアなど水に溶ける化学物質も雪に吸収されて臭い除去の効果もあります。新築から三回の夏を過ごした住民は「爽やかで気持ちいい」、「クーラーのとがったような冷たい感じがない」、「冷蔵室に野菜や米が保存できて便利」との感想。今年は、雪室にお酒を埋めて雪中貯蔵にも挑戦し、まろやかになったお酒を堪能したそうです。世界に類を見ない豪雪地。気候風土を暮らしに取り入れて「気持ちイイ」暮らしを楽しんでいます。

雪冷房住宅の建物外観

雪冷房住宅の建物外観

雪室への雪入れ作業

雪室への雪入れ作業

雪冷房住宅に込めた想い

雪冷房住宅に込めた想い

県センターからの推薦コメント

 新潟県は、夏季に気温が比較的高い豪雪地であり、内陸にまで多くの都市が点在している地域です。ご紹介するのは、このような地域で、冬に積もる丈余の雪を雪室に貯蔵し、冷房の冷熱源として活用している住宅です。家電製品のエアコンを使うことなく、極めてわずかな電力消費で夏季に快適な生活を享受でき、併せて省エネ、地球温暖化防止に寄与できるもので、県内はもとより国内の他の積雪地域にも広く活用してもらいたい手法です。

 
 
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