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  北海道・東北地区 >>秋田県代表
秋田スギの木製ダムでCO2ダイエット
取り組み名
秋田スギでつくる木製ダムで治山防災と温暖化防止に貢献

要約
当研究会では企業や大学、行政との協働で、秋田県の豊富な森林資源である秋田スギを利用して、地球と人にやさしい木製の土木構造物の開発を行っています。橋やダムなどの構造物にはコンクリートや鉄が使われることが多いですが、木を使って作れば森林が吸収した温暖化ガスを炭素として長年固定化することができます。
団体名
木質土木構造物研究会
http://www.iwt.akita-pu.ac.jp/
http://www.mokusui.jp/yoneshiro/theme02.html
  オールウッドダム

オールウッドダム

取り組みの概要

 森林は太陽の光を浴び、空気中の二酸化炭素(CO2)を吸収して生長します。森林から生み出される木材は、鉄やセメントのように材料を製造する際のエネルギーを必要とせず、温暖化ガスも排出しません。また、木材を構造物として使うことで、吸収したCO2を炭素(C)として長年固定することができます。 木質土木構造物研究会は、文部科学省産学官連携都市エリア事業を活用し、平成18年から活動を始めた組織ですが、正式に研究会を発足する以前(平成13年度〜)から、殆どのメンバーが木製ダムの開発に関わっており、全国でも秋田県独自の技術でありスギ材だけでつくるオールウッドタイプ(台形型)は、平成13年度から平成19年度までに16基を設置しています。当研究会では、秋田県の豊富な森林資源である秋田スギを利用して、地球と人にやさしい木製の土木構造物の開発を行い、企業や大学、行政との協働で研究や実用化の提案を行っています。

建設

建設

実験

実験

冬の様子

冬の様子

県センターからの推薦コメント

 橋やダムなどの構造物にはコンクリートや鉄が使われることが多いのですが、木質土木構造物研究会では森林が吸収した温暖化ガスを「炭素の缶詰」として長年蓄えておくことができる木製の橋やダムの開発と普及に取り組んでいます。秋田県はスギ人工林面積では日本一であり、森林面積も全国でも7位と全国でも有数の森林県です。秋田スギは日本3大美林のひとつに数えられています。このような秋田県の地域特性である木材を活かした、治山防災と二酸化炭素削減による地球温暖化防止に貢献する取り組みを高く評価しています。加え、すべての材料をスギ材だけでつくるオールウッドタイプ、現在開発中である鋼材と小径木間伐材を組み合わせたハイブリッドタイプの木製治山ダムは全国でも秋田県唯一の取り組みであること、簡易な工法であるためマニュアル化が容易で全国への広がり(それぞれの地域の木材で使用可能)が期待できる点も併せて高く評価しています。

 
 
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