富山県は世帯あたり自家用乗用車台数1.75台と全国平均1.107台に比べ最も高い保有率を占めています。
自動車登録台数の96.9%を自家用が占め、通勤、移動の主流を自動車に依存しているのが実態です。富山県の温室効果ガス排出量の状況において、部門別に見ると、2005年度排出量は1,990年度比、
産業部門(マイナス4.8%)、その他部門(マイナス22.6%)である一方、家庭部門(プラス31.5%)、民生業務部門(プラス29.1%)、運輸部門(プラス10.7%)です。
運輸部門に自家用車を含んでおり、自家用車の保有事情からすると、世帯あたりの排出量の増加は著しいことがわかります。
富山市の人口は38%を占め、近郊市町村からの就業人口の流入も集中しています。これらの現状を認識し「都市政策」にエコタウンを目指し、「交通政策」に取組み、利用者の減退する公共交通のあり方を見直し、利用者の立場に立ったシステムの導入を全国に先駆けて実施したことは、CO2削減の効果も含め、全国の同様の状況にある地方自治体の参考になるでしょう。
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