| 信州環境フェア(2005/7/9) |
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長野県環境保全協会の依頼を受けて、長野市で開催された「信州環境フェア」のプログラムの一つ地球環境講演会の講師として、お話をする機会があった。 この 環境フェアは今年で5回目にあたり、毎年展示会や講演など盛沢山の行事が行われている。上述の保全協会や長野県経営者協会をはじめ多くの地元団体、自治 体、マスコミ、大学が参加しており、いわば長野県の産、官、学、協力による環境知識普及イベントである。 今年は「ストップ・地球温暖化」をキャッチ・フレーズにしたフェアであったから、地元の意向も踏まえて、演題を「地球温暖化防止へ向けて — 行政の役 割と企業、国民の参加」とした。私としては EUなど他の先進諸国に較べて日本政府の温暖化防止対策がおくれ気味である現実に懸念を示した上で、 今 後国ばかりでなく地方自治体も含めた全国的な実施体制が必要であり、 具体的な防止活動は全国民の参加によってはじめて実効が上がることを訴えると共 に、 地球環境を含め環境問題はこれからの日本の社会経済構造をどのように変革し、形づくっていくかという基本的課題とも絡んでいるが、適切な環境政策 は今後の日本経済の活性化に大きく寄与し得ること 更に日本の外交、特にアジア外交においては、環境分野における国際協力がもっとも有力な外交活動とな り得ることを強調したつもりであった。 もっとも、一時間余りの講演で、京都議定書以前の外交交渉や外国の温暖化防止活動なども含め、多岐にわたる事柄についてお話をしたので、果して聴衆の皆さんに十分趣旨が理解して頂けたかどうか。(?) しかし環境保全協会の茅野会長をはじめ多くの方々に時間いっぱい熱心に話を聞いてもらい、当面のエネルギー需給や今後の国際交渉についての質問もして下さったので、私としては大変有意義なPR活動をすることが出来たと感じている。 なお講演に先立ち9日の午前中に、環境保全協会の宮坂専務のご案内で市の周りの丘を走る道路から市内を一望したり、善光寺へ参詣したりと、短時間な がら良い観光もさせて頂いた。長野市は1998年の冬季オリンピック開催を目指して、付近の道路整備やホテルの建設など多くの投資も行われたと聞いてい る。その後個性派の田中知事の登場により、県内の開発や公共投資については色々の議論が行われているようだが、折角日本アルプスという壮大な自然を抱えた 長野県だから、その特性を生かしながら環境保全と地域の発展とが上手に両立出来るような方策を追求されるように期待したい。 |
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