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インド洋のサンゴが激減、熱帯雨林の減少よりも早いペース プリント
2007/08/20 Monday 17:00:29 JST

2007年8月7日、アメリカ・ノースカロライナ大学の研究チームが「中央・西太平洋のサンゴ礁は予測よりはるかに早く死滅している」との研究を発表しました。
研究チームがインド洋・西太平洋地域にある2,600以上のサンゴ礁について、1968〜2004年の6,000件のデータを調査・分析したもの。それによると、1960年代からは毎年600平方マイル(約1,554平方km)ものサンゴが消滅しているそうです(脚注参照)。これは熱帯雨林の消失の2倍ものスピードになります。

インド洋・西太平洋地域には世界のサンゴ礁の75%が集まり、世界で最も多様なサンゴの生息域となっています。しかし毎年1%という、予測より数十年も早いペースで消滅が進んでいるとのこと。
歴史的には海底の礁のほぼ50%くらいはサンゴで覆われていたのですが、現在インド洋・西太平洋地域の海底の礁はたった2%ほどがサンゴに覆われているにすぎません。
またサンゴは、1980年代前半の40%から、2003年までにはほぼ20%に減少しています。

このように、インド洋・西太平洋の全域で一貫した減少を続けていることから、サンゴ礁の消失は世界中で起こっており、気候変動(地球温暖化)のような大規模なストレス要因が原因の一部であろうとしています。

研究チームのリーダー、ジョン・ブルーノ米国ノースカロライナ大学准教授は「世界中で、サンゴ礁の半分がすでに失われてしまった」としています。

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