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愛媛県立伊予農業高等学校: バイオマスエネルギー教育啓蒙活動 プリント

 平成14年より家庭やお店から出る廃食用油を回収してバイオディーゼル燃料の製造と普及活動を行い、伊予市の資源循環型社会の確立を目指しました。

 バイオディーゼル燃料(BDF)は、廃食用油にメタノールと水酸化ナトリウム(カリウム)を加えると、BDFとグリセリンに分離するエステル化反応でにより製造され、SO・黒煙・COの排出ガス濃度が軽油に比べて低く、地球温暖化や酸性雨の防止に効果のあるバイオマスエネルギーです。

 最初はわずかな情報しかなかったが、近隣の松山市でゴミ収集車がBDFを使い始めたことで研究に拍車がかかり、市役所やBDF製造会社ダイキアクシス、井関農機株式会社、農業改良普及センターなどに協力していただきながら製造技術を確立しました。その後、農家の方と共にトラクターの運転試験やトラックの車検証に「廃食用油併用」の記載変更を行い、実用化にこぎつけました。さらに、各地で研究成果の発表やBDFの製造講習会を実施することで啓発活動を行い、廃品を利用した安価な製造装置の開発を行いました。しかし、製造プラントを持たない本校でのBDF製造の限界や利用方法が限られることから、行政との連携が今後の課題となっています。

 平成17年より、伊予市の休耕田約40aにひまわりを栽培し、収穫した種の油からBDFを製造し、農機具や発電機の燃料に利用する活動を開始しました。

 現在、本校が中心となって、伊予地区ひまわりプロジェクト連絡協議会を立ち上げ、保育園、婦人会、老人クラブ、地区会、生活改善グループの協力を得て、播種、栽培管理、ひまわり祭、収穫、搾油、BDFの製造、BDFの有効活用を行いながら、地域が一体となって地球温暖化防止に向けた活動に取り組んでいます。

 

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 左:廃食用油の回収
 右:BDF製造講習会

 
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 左:トラクターへの利用
 右:保育園児とひまわり苗定植

 
 
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