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IPCCの第4次報告書(自然科学的根拠)が発表されました! プリント
2007年02月02日 17:17

2007年2月2日、地球温暖化の最新の知見をまとめている「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」から、第1作業部会がまとめた報告書「自然科学的根拠」が発表されました。これはIPCCが今年発表する「第4次評価報告書」シリーズの第1部にあたります。
今後の地球温暖化の取り組みや国際交渉に大きな影響を与える報告書として、発表前から大きな注目を集めています。

第1作業部会は自然科学的根拠について検討しています。
「影響、適応、脆弱性」に関する検討をしている第2作業部会は4月6日、「緩和策」について検討している第3作業部会は5月4日に、それぞれ報告書を発表する予定です。

第4次評価報告書 第1部「自然科学的根拠」のポイント(政策決定者向け要約からの抜粋)

  • ・気候システムに温暖化が起こっている、と断定。
  • ・地球温暖化は、人為起源の温室効果ガスが増えたことが原因、とほぼ断定。
  • ・最近100年間(1906〜2005年)に、世界平均気温が長期的に0.74℃上昇。
  • ・将来の予測は
  • 環境保全と経済発展が両立する場合
  • ⇒気温は約1.8℃(1.1〜2.9℃)上昇、海面は18〜38cm上昇。
  • 化石エネルギー源を重視する場合
  • ⇒気温は約4.0℃(2.4℃〜6.4℃)上昇、海面は26〜59cm上昇。
                (1980〜1999年までと、2090〜2099年を比較した予測)
  • *IPCCとは?
    Intergovernmental Panel on Climate Changeの略。気候変動に関する政府間パネル、と呼ばれます。政府間の会合ですが、世界有数の科学者数千人が参加しています。
    科学的知見を基にした、政策立案者への助言を目的としており政策に対する政治的提案は行いません。

    IPCCに参加した科学者は、新たな研究を行うのではなく、発表されている研究成果を幅広い分野から調査し、評価を行います。

    IPCCについて、詳しくは当センターのよくある質問4(7)をご覧下さい。

    *評価報告書の位置づけ
    第3次評価報告書は2001年に発表され、その後の地球温暖化の国際交渉に大きな影響を与えてきました(IPCC第3次評価報告書の日本語概要は 気象庁のページ からご覧いただけます)。

    *緊急メッセージ
    報告書の発表を受け、科学者から国民にむけた緊急メッセージが発表されました。 こちら 

 
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