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ナイロビ会議のNGO報告会が行なわれました(東京) プリント

 12月15日(金)、COP12・COP/MOP2のNGO報告会が気候ネットワークの主催で開催されました。これは、ケニアのナイロビで11月6日〜17日まで開催された気候変動枠組条約第12回締約国会合(COP12)、京都議定書第2回締約国会議(COP/MOP2)に参加した日本のNGO関係者が一堂に会し、主要な議題について報告するというものです。報告は以下のNGOから行なわれました。

*CASA 「COP12・COP/MOP2の評価と今後の課題について」

  • -長期目標を検討する重要性について、多くの国が共有
  • -議論の終了時期については合意できず。2013年以降の具体的な議論は始まっていない

*FoEジャパン 「次期枠組みに関する議論について」

  • -先進国の次期目標をつくるための分析・検討項目、2007年の作業計画、
      次期約束期間との間にギャップをつくらないなどに合意
  • -対話(ダイアログ)では途上国の削減可能性について話し合う可能性あり

*CASA 「適応策に関する議論について」

  • -「適応5ヵ年作業計画」の最初の2年の作業計画に合意
      しかし適応活動の実施ではなく評価・分析に重点。資金確保が課題
  • -「適応基金」の運用原則、運営方針、運営組織の構成が決議、
      次回COP/MOP3で運用主体の決定を目指す

*WWFジャパン 「クリーン開発メカニズム(CDM)議論について」

  • -「二酸化炭素回収貯留技術(CCS)」をCDMプロジェクトとして認めるか
      どうかについては、話し合うことを合意、2008年に指針を決定予定
  • -CDMプロジェクトの地理的不均衡は具体的な「成果」はなし

*WWFジャパン 「途上国における森林減少抑制・防止活動の扱いに関する議論について」

  • -科学的論点、政策的論点、および2つの論点の関連付けについて話し合うことに合意

 途上国からは、すでに出始めている地球温暖化によると考えられる影響の深刻さがナイロビ会議でも報告されました。しかし国際交渉には様々な壁があり、大きな進展はなかなか見られません。
 NGOからは、「今後2・3年の話し合いが将来の20-30年、あるいは50-60年後の地球の将来を決める。市民一人一人が強い意志とエネルギーをもってこの交渉を見守り、国益や利害にとらわれない視点から行動し、地球温暖化防止への取り組みを行なうことが重要です」とのメッセージがあり、報告会は終了しました。

JCCCA国際会議レポート 第12回締約国会議のページ
大木代表のコラムのページ
*気候ネットワーク「COP12/COPMOP2の結果について」

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(写真説明)
 左:会場は満員。皆さん熱心に耳を傾けていました。
 右:COP12・COP/MOP2の結果について報告するNGOメンバー。
 
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