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13「食べ物を変えて未来を変えよう!-チェンジ・ザ・フューチャー-」モデル授業 プリント
日時: 40分×2=80分間、社会(2006年9月26日)
住所: 静岡市立東源台小学校 〒422-8004 静岡市駿河区国吉田6-7-45
講師: 静岡県地球温暖化防止活動推進員(1名)
対象: 小学校5年生 91名
使用した教材: 「食」小学校用
・ テキストで紹介したプログラムの一部を実施した
・ 紹介されているプログラムを自身でアレンジして実施した

 

授業のねらい

  • 地球温暖化がごく身近な問題であることを理解する。その上で、食生活の改善が環境負荷を小さくすることに気づき、自分の生活を振り返るきっかけづくりをする。

 

概要

  • その日の給食のメニューについて、産地から廃棄までをワークシートなどを使ってイメージする。その中から、「食」に意識を持ち行動することで、温暖化防止に取り組めることに気づく。
    また、自分がなにをできるのか考える。

 

準備物

  • パソコン(パワーポイントソフト)、ワークシート(講師作成:PDFファイル)、筆記用具、模造紙、マジック、のり

 

授業の展開状況


  1. 地球温暖化ってなに?
    1)南極の棚氷の崩壊、ヒマラヤの雪解けなどのスライドを見せ、気づいたことを発言させる。(※JCCCAウェブサイト「温暖化写真館」もご活用いただけます)
    2)気温上昇のグラフから事態が深刻化することに気づかせる。
    3)温暖化の仕組みを教え、私たちの暮らし方が原因となっていることを知る。

     
  2. ズームイン!!私たちの給食
    1)昨日の給食のメニューの絵を黒板に貼り出し、何の食材を使っているか、どこの国から来たかを、ワークシートを使って調べる。
     
    2)メニューの中から、大豆(主に外国産)と牛乳(国内産)に注目し、児童たちの班を「大豆チーム」と「牛乳チーム」に分ける。それぞれ産地から学校までの食べ物の旅(輸送手段、加工過程、食べ物の気持ちなど)を、車・飛行機・工場などのシールを使いながら考えてみる。
     
    3)日本は食料自給率が低いこと、多くの食べ物を輸入に頼っていることを思い起してもらい、「フードマイレージ」の考え方を教え、輸送によるCO2発生のことを考えてみる。
     
    4)給食センターの残菜の写真と、家庭から出る残菜の円グラフを見せ、食べ残しがゴミになってしまうことに気づかせる。
     
    5)今の自給率で食べられる昼ごはん(実物:りんご1/4個、じゃがいも(小)1個、さつまいも(小)2個)を見せ、たくさんの食料を輸入しながら大量の残菜を捨てている現状を考え直してみる。また、どうしたら良いのかを発言させる。

 

講師の意見・感想

  • 全体のストーリーに少し固執してしまった。ワークショップをもっとクローズアップし、柔軟にプログラミングした方が良かったと思う。
  • 作業中の子どもたちの反応は良かった。授業後、使用したグラフなどを教室等に掲示し、今後の学習内容にもつなげていただけるということで、嬉しかった。

 

生徒の感想(抜粋)

  • 「大豆・牛乳がどのように東源台小に運ばれてくるかを班で考えて、模造紙にはっていきました。すると(外国から運ばれてくる間に)かなりの電気(エネルギー)を使うことが分かりました。またゴミもかなり出ていることが分かりました。」
    (ある児童の日記、東源台小学校5年3組学級通信No.88から)

 

学習カリキュラムの位置づけや今後の発展

  • 位置づけ
    5年生の「社会」では、農業で食糧生産のこと、工業で自動車産業の環境取り組みのことを教えました。
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  • 発展
    それとの関連で、食育や工業とエネルギー、地球温暖化へと結びつけて、点を線につなげたい。

 

備考

  • 内容が盛りだくさんで、やや時間が足りなかった。ワークショップを二つやったが、2回の授業に1回ずつワークショップをやるような形が望ましい。また、子どもたちからの質問コーナーを設けることができると良い。

    担当教諭の話「地球温暖化の概念をいかに子どもの意識へと近づけるかがキーポイント。そのためのワークショップをもう少し工夫できると、内容に深まりが出てくるのではないでしょうか。」

 

授業の様子

ワークショップで、産地から学校までの食べ物の旅に思いをはせました。
 
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