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9「地球に優しい食べ方・食材選び」モデル授業 プリント
日時: 90分×3回=270分間、総合的な学習の時間(2006年6月28日、7月11日、8月4日)
住所: 福山市立千年小学校 〒720-0311 広島県福山市沼隈町草深432-2
講師: 広島県地球温暖化防止活動推進員(4名、脱温暖化ぬまくまフォーラム会員)
脱温暖化ぬまくまフォーラム
対象: 小学校5年生 49名(2クラス)
使用した教材: 基礎知識編、「食」小学校用、「食」中学校・高校用、「エネルギー」小学校用、カードゲーム「旬」、「夜の地球」ポスター
・ 紹介されているプログラムを自身でアレンジして実施した

 

授業のねらい

  • 「小麦の旅−給食に出るパンの原料」を素材に、輸入・加工にかかるエネルギーの消費とCO2発生に視点をあてて、それが地球温暖化の一要因であることを知らせる。
    更に、地球温暖化防止活動の第一歩を踏み出す意欲づけにする。

 

概要

以下の内容を90分×3回の授業で実施した。
  1. 基礎/知識編:地球温暖化のメカニズム・現状・原因および省エネの方法などを学習。
  2. 食からの学習編:給食のパンの材料「小麦」が届くまでのコース・方法・エネルギー消費の実態を明らかにして、地球温暖化防止の必要性を「小麦の旅」から学習し、実践。
  3. まとめ:温暖化ってなんだろう?私たちにできる「地球にやさしい食べ方」「地球にやさしい活動宣言」を考え、ゲームによってふりかえる。

 

準備物

  • (主なもの)「夜の地球」ポスター、温暖化パネル、手回し発電機、手作り照明実験機、温暖化用語のカード・温暖化の影響のパネルや写真、手作り冷蔵庫用品、パン・小麦の穂と粒、教材発掘現地写真

 

授業の展開状況


  1. 基礎/知識編
    地球儀、世界地図、「夜の地球」ポスターや温暖化パネルを使用して、地球温暖化のメカニズム・現状・原因を説明。児童たちに、地球にあるエネルギーの量は限られたものであり、世界はつながっていることを理解させる。
       ↓
    省エネの必要性。エネルギーをつくり出すことは大変であるということをオリジナル教材の手回し発電機をつかって体験させ、省エネの必要性を体感させる。
     
  2. 食からの学習編
    「小麦の旅」として、給食のパンの材料「小麦」が届くまでのコース・方法・エネルギー消費の実態を、絵や図表、写真などを使って説明し、児童といっしょに「小麦の旅」を完成させる。
       ↓
    小麦の旅の実態から、温暖化防止の必要性を示し、「地球にやさしい食べ方」の方法をみんなで考える。宿題「省エネトライアル」を課題として児童たちに実践させる。
     
  3. まとめ
    「小麦の旅給食に出るパンの原料」を素材に輸入・加工にかかるエネルギーマークをふりかえり、児童たちにエネルギー消費について再確認させた後、「手作りパン」を試食しながら、各班でエネルギー消費とCO2の発生について話し合う。
       ↓
    班ごとに「地球にやさしい活動宣言」を発表し、宿題の結果もふりかえる。
    オリジナルの「冷蔵庫の使い方」ゲームを使って、ふりかえりを行う。
     

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講師の意見・感想

  • 全270分間のコースであったが、児童が熱心に聞き、発表もよくしたので、子供たちが温暖化防止活動の発信源になると思う。

    今後は温暖化防止活動のサポートをいかに仕組むかが脱温暖化ぬまくまフォーラムの会員に課せられた課題である。啓発講座のための資料収集方法を足で学んだことは自己評価できる。

 

生徒の感想(抜粋)

  • 「初めての言葉が多かったが分かりやすく説明してもらったので、わかった。」
    「絵や写真があっておもしろかった。」
    「実験器具はおもしろくて納得した。パンができるまでのエネルギーが多いのに驚いた。省エネをがんばるよと決意した。」

 

備考

  • 今回の学習を契機に、学校内での温暖化防止活動のサポートを継続的に実施するよう検討中。

 

授業の様子

 
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