| No.10 閣僚級会合が開幕!対話も行なわれました 2006/11/15-1 |
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今日からいよいよ閣僚級会合が開幕しました。昨日までの事務レベルでの会合と決定事項を踏まえ、本格的な交渉が進められることになります。 閣僚級会合が開幕閣僚級会合のオープニングには、ケニアのキバキ大統領、スイスのロイエンベルガー大統領、国連のコフィ・アナン事務総長からスピーチが寄せられました。UNON内にはマスコミの数も警備員の数もとても増えており、華やかなような、ものものしいような雰囲気につつまれています。 <警備とマスコミと参加者で混雑する中庭>
Photo courtesy of IISD/ENB-Leila Mead キブワナ議長(ケニアの自然資源・環境大臣)はこれまでの交渉の状況を以下のように報告しました。 「私たちはとてもすばらしい進展を示し、多くの重要な点で合意をした。これには、途上国に対する適応及び財政支援も含まれる。しかし、数は少ないけれでもとても重要な事項において柔軟でない立場を固持することは、この会議のすべての成功に対するリスクとなるだろう。」これは、京都議定書のレビュー、及びロシアから提案された自主的約束の獲得方法について合意する重要性を暗示しています。 ・京都議定書のレビュー:京都議定書第9条に基づく見直し。詳しくはNO.5をご覧ください。 続くアナン事務総長のスピーチでは、世界の求めに応じた国連の新しい計画として「ナイロビ・フレームワーク(枠組み)」が発表されました。国連の6つの機関が、途上国、特にアフリカの国々が京都議定書のもとでのクリーン開発メカニズム(CDM)へ参加できるよう助けるイニシアティブを開始するというものです。 ・UNFCCC報道発表(英語) 「国連事務総長が京都議定書を批准している途上国を助ける”ナイロビ・フレームワーク”を発表」 <国連コフィ・アナン事務総長>
Photo courtesy of IISD/ENB-Leila Mead スイスのロイエンベルガー大統領は、気候変動の不公平さを補うことができる手法として、「汚染者負担原則(Polluter Pays Principle)」にもとづいて個人と産業界に国際炭素税をかけるべきと主張しました。また最も力のある国であっても単独で気候変動によって起こる結果に立ち向かうことはできないと述べました。 <スイスのロイエンベルガー大統領> Photo courtesy of IISD/ENB-Leila Mead ケニアのキバキ大統領は「アフリカの国々は持続可能な発展の機会を失う危険に面している」とも述べ、適応基金とCDMプロジェクトの公平な配分の重要性を強調しました。 <ケニアのキバキ大統領>
Photo courtesy of IISD/ENB-Leila Mead その後、国連の組織からの発言と、92の国・地域の大臣からの声明が続きました。このスピーチは16(木)にも引き続き行なわれます。 対話(ダイアログ)の第1日目が開始南アフリカのデ・ウェット氏が議長として、対話(ダイアログ)の第2回ワークショップの開会を宣言しました。デ・ウェット氏は、ケニアのキブワナ議長が第1日目に述べたCOP12のゴールの1つ、「議論の視野を広げること」を呼びかけました。 <対話(ダイアログ)の会場となった本会議場2(プレナリー2)> Photo courtesy of IISD/ENB-Leila Mead 対話(ダイアログ)の中でも注目されていたのは、COP12直前に発表されたスターン・レビューの著者、ニコラス・スターン卿によるプレゼンテーションです。会議の中でもスターン・レビューを引き合いに早急な行動の必要性を強調する国があり、今回直接スターン卿がプレゼンすることは交渉の進展にも影響を与える、かも、しれません。
<ニコラス・スターン卿> Photo courtesy of IISD/ENB-Leila Mead ・スターン・レビュー(英語)はこちらからご覧いただけます。 ・対話(ダイアログ)第2回のワークショップに関する情報(英語)はこちら アナン事務総長のスピーチの際も、スターン卿のプレゼンテーションの際も、会議場には多くの人が押しかけていました。会場に入れなかった人たちは会場の外に設置されたテレビ画面を見つめていました。 |
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