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7「 生きもののくらしとかんきょう 」:モデル授業 プリント
日時:45分間、理科(2006年9月13日)
住所:福島市立渡利小学校 〒960-8141 福島県福島市渡利字八幡町120
講師:教諭(1名)
対象:6年生 38名
使用した教材:「水」中学校、高校用
・テキストで紹介したプログラムの一部を実施した

 

授業のねらい

  • 自分たちが使った後の水の行方に関心を持ち、終末処理場での浄化の仕組みを知るとともに、浄化には電気が使われて二酸化炭素が排出されていることに気づき、水を汚さないようにしようとする意欲を持つことができる。

 

概要

  • 利用した後の家庭排水は、そのまま流すと川を汚すことになる。ろ紙を使って濾過してもきれいにはならない。そこで、終末処理場の存在に気づかせ、家庭排水は微生物を使って浄化していることを知る。微生物を活性化するために、送気が行われその際に電気が使われている。発電所からは二酸化炭素が排出され、それが地球温暖化につながることから、できるだけ排水を汚さないようにすることが、温暖化防止につながることに気づかせる。

 

準備物

  • 児童の実験:ろうと、ろ紙、ろうと台、ガラス棒、ビーカー
  • 提示:ガラス水槽、濾過装置、エアーポンプ、液晶プロジェクター、パソコン、スクリーン

 

授業の展開状況

  1. 使用後の水の行方を考え、目当てをつかむ。
  2. 家庭排水(米のとぎ汁、入浴剤、洗剤液)をきれいにする実験をする。
  3. 終末処理場の浄化方法を知る。
    ・電力が消費される。
  4. 排水を汚さないと、二酸化炭素を減少させることができる。
  5. 自分たちは今後どうしていきたいかを考える。

 

講師の意見・感想

  • 児童はこれまで、総合的な学習などで学校のすぐそばを流れる阿武隈川に関わってきており、川をきれいにしたいという思いは強く、アクリルたわしを配布したり、炭を使って排水を浄化したりする活動に取り組んできた。それが川の水質や川の生きもののためだけでなく、温暖化防止にまでつながっているということを知り、自分たちの活動について実感できた。
    自分たちの水の使い方を振り返るために、「水」のワークシートを活用したことで、自分たちの生活と水の使用について具体的にとらえることができ、それが本時の使用後の水の行方にうまくつなげることができたと感じる。
    ただ、様々な都合により、9月に実施したが、時期的に理科の授業としては、学年末の「人とかんきょう」の授業と関連させて取り扱うのがよりふさわしいと考えられる。

 

生徒の感想(抜粋)

  • ・ろ紙を使っても、排水をきれいにしきれない、処理場の大切さに気づいた。
  • ・処理場でも電気を使っている。水を汚さないことが温暖化防止につながっていると知って驚いた。
  • ・食器を洗うときは、洗剤をあまり使わないようにしたり、油を新聞紙で拭き取るようにしよう。

 

学習カリキュラムの位置づけや今後の発展

  • 位置づけ
  •  → 指導案ダウンロード(PDF)
  •  
  • 発展
    理科では、学年末の「人とかんきょう」の授業へのつながりを考えている。また、総合的な学習での川への浄化の取り組みについて自信を持って取り組むことができた。
    日常的には、二酸化炭素の排出量を減らす様々な行動、不要な照明を消す、ゴミを分別する、アルミ缶や牛乳パックの回収などを継続的に行なうことで意欲を高めたい。

 

備考

福島県作成の環境教育・学習プログラム「水といきもの」

 

授業の様子

ろ紙による家庭排水のろ過
 
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