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(4) 二酸化炭素はなぜ増えたのか プリント

 昔、私たち人間は、人間、馬、牛、ロバ、ラクダ、水、風の力をエネルギー源として使ってきました。しかし、18世紀後半に産業革命が起こり、それ以降、石油や石炭、天然ガスなど化石燃料をエネルギー源として使うようになりました。化石燃料は、大昔に地球上に生きていた動植物が死んで、地中深く閉じ込められ、長い時間地球の圧力がかかってできた物であり、炭素分が凝縮されています。それを掘り出して燃やせば、エネルギー源としては大変効率がよいのですが、太古の昔から蓄積されていた二酸化炭素が大量に大気中に放出されることとなり、大気中の二酸化炭素の量が急激に増えることとなりました。(参考資料・図表/燃料別に見る世界の二酸化炭素排出量の推移)

 また、人間が土地を耕作や放牧に利用するために、木を伐って森林を開発しました。光合成によって空気中の二酸化炭素を固定する森林を切り倒してその木を燃料のためにたくさん燃やすと共に、森林面積を減少させてしまったことも二酸化炭素が増えた原因の1つです。

 世界の科学者は、「最近50年間に観測された地球温暖化のほとんどは、人間活動によるものである」と結論づけています。1998年には、大気中の二酸化炭素の濃度は1750年頃に比べ、30%以上増加しており、このままでは、21世紀の終わりまでには、1750年に比べ90〜250%増加すると予測しています。(引用文献*1)、(参考資料・図表/大気中の二酸化炭素濃度の経年変化・過去50年)

引用文献

  • *1 気候変動に関する政府間パネル(IPCC)「第3次評価報告書」2001年

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