地域協同実施排出抑制対策推進モデル事業
HomeJCCCAについてこれまでの事業内容地域協同実施排出抑制対策推進モデル事業「脱温暖化省エネトライアル」実践マニュアル
「脱温暖化省エネトライアル」実践マニュアル
事業名
脱温暖化省エネトライアル
事業概要
生協ひろしまの組合員を対象に「待機電力」「暑さ対策」「お風呂・暖房対策」の3つの省エネトライアルを実施し、また、ワットアワーメーターによる個別家電製品の消費電力・待機電力を測定した。
「待機電力」は、対策前と後の待機電力量を比較した。「暑さ対策」は、前年同月比の電気使用量で省エネ効果を判断した。「お風呂・暖房対策」は、前年同月比の電気、ガス、灯油の使用量の比較で省エネ効果を判断した。3つのトライアルの削減効果をCO2排出量に換算し年間のCO2削減効果を出した。
脱温暖化省エネトライアルで取組まれた省エネ対策とその効果については、一般家庭でも省エネ行動の普及を目的に省エネ対策事例をマニュアル化した。
報告概要
(1) CO2削減の目標設定と実際の削減量
注) 年間世帯平均のCO2排出量は、目標設定 4,362kgCO2、実績数値 3942kgCO2で計算した。
(2) 削減の手法
(3) 自己の事業活動に対する課題と評価
自己評価
100世帯以上の総待機電力、個別家電製品の待機電力量・消費電力量、省エネ家電の買換え状況など貴重な基礎データを集めることができた。
目標設定を上回る実績数値を得られたが、お風呂・暖房対策については、予想を上回る参加になった背景には、「前年同月比で使用量が下がったから」という世帯も多く、省エネ効果が十分に得られていない。
今後の課題
今回の省エネトライアルの成果を広げるために、生協ひろしま及び脱温暖化センターひろしまなどで、省エネを含むエコライフ普及の学習会を多数開催していく。
今後も引続き「厨房対策」「照明対策」「省エネ設備」「省エネ家電」などの省エネトライアルに取組み、10%を超える省エネが実現できるマニュアルを完成させる。
省エネ情報をリフォーム業者や保険業者などに提供し、各事業の本業を通じて家庭の省エネが支援される仕組みを構築していく。
団体名
連絡先
広島県廿日市市大野原1-2-10(〒739-0495)