地域協同実施排出抑制対策推進モデル事業

HomeJCCCAについてこれまでの事業内容地域協同実施排出抑制対策推進モデル事業温暖化防止に貢献する簡易版住宅評価手法のシステム化事業

温暖化防止に貢献する簡易版住宅評価手法のシステム化事業

事業名

温暖化防止に貢献する簡易版住宅評価手法のシステム化事業

事業概要

中小工務店、設計者、消費者、環境NGO、地方公共団体との連携により、地域の大工・中小工務店が実施可能で消費者にとってもわかりやすい住宅性能評価シ ステムの開発と、京都府下での同システムによる省エネ住宅の認証表示制度の普及を通じて、建築業者と施主との環境コミュニケーションの向上と省エネ住宅の 普及を図る仕組みを構築し、そのノウハウをマニュアル化することにより、普及を目指した。

報告概要

(1)CO2削減の目標設定と実際の削減量
6つの住宅でモデル実施をし、一般的な住宅と比較した二酸化炭素削減量と削減率は以下になる

  建設時
(kg-CO2)
削減率
(%)
運用時
(kg-CO2)
削減率
(%)
1 T邸 2,772 84.3 193 5.1
2 K邸 1,540 38.5 437 11.6
3 F邸 1,822 56.6 81 2.2
4 S邸 2,157 84.3 305 8.1
5 A邸 2,631 93.4 510  13.6
6 S邸 191 3.3 903 24.0


(2)削減の手法
・市民出資による風力発電の導入
・風力発電設備による直接的な二酸化炭素排出抑制効果(前述)
・《参考》副次的効果
・温暖化防止対策への具体的市民の意思表示
・自然エネルギーへの関心の広がり
・エネルギーや経済の地域循環の
・風力発電の普及への貢献

(3)自己の事業活動に対する課題と評価
本事業の第一の目的となる評価ソフトについては、パソコンを利用したソフトウェアを活用することで、達成されたといえる。本ソフトウェ アの利用により、利用者は、いくつかの選択肢を計画する住宅の状況に合わせて選択するだけで、極めて容易に省エネルギー性・環境負荷特性・地域親和性など の社会的な要請に対応する位置づけを、地域産資材の活用度・自然資材の活用度・断熱の程度・自然エネルギーの利用程度・省エネ機器の導入程度・景観・緑の 配慮程度、という6つの指標で表現することが可能となった。しかし、現在の評価システムには以下の課題があることも明らかとなっている。

1) 簡易さゆえに、仮想的な選択を行うことで、全体の評価に対する各項目の寄与度を知ることができる。
2) 6つの評価軸の相互のバランスに関する感覚が試行者によって異なる。
3) 本方式による評価には、保障が伴わない。

本 プログラムは、施主と設計者・施工者の間に新たなコミュニケーション手段をもたらすものであり、これの活用はまだまだ多くの広がりがある筈である。改善の ポイントを抑え、発展のベクトルをいくつかに絞り込む観点で試行を重ね、グローバルな視野と地域的な視点を兼ねた住宅像とこれに基づく都市の構成につなが ることが期待される。

団体名

京都地球温暖化防止府民会議

連絡先

京都府京都市中京区柳馬場通二条上ル六丁目283-4(〒604-0965)

このページのトップへ