省エネ住宅の普及啓発事業

HomeJCCCAについてこれまでの事業内容省エネ住宅の普及啓発事業(2)既存住宅を断熱気密補強した省エネ住宅の普及啓発事業

(2)既存住宅を断熱気密補強した省エネ住宅の普及啓発事業

実施団体名

住まいと環境 東北フォーラム
(電話番号:022-221-9042)

対象地域

青森県、岩手県、宮城県、山形県、新潟県、岐阜県

連携した主体

【共催】宮城県(H18/10/18、H19/1/24)
【後援】金山町・金山町教育委員会・金山町森林組合・金山町新エネルギー実践研究会(10/13)、東北電力(株)(11/30、12/8)、一関市・藤沢町・藤沢町教育委員会(10/14)、十日町市・奥越後茅屋応援団・日本雪工学会(11/10)、協同組合弘前文化財研究所(11/30)、遊佐町・遊佐町教育委員会(12/8)、白川村・白川村教育委員会・(財)白川村緑地資源開発公社野外博物館 合掌造り民家園・(財)白川村世界遺産合掌造り保存財団・北陸の快適な住まいを考える会(11/13)
【協力】金山町立有屋小学校(10/13)、岩手県立大学・阿部和建築文化研究所(10/14)、宮城工業高等専門学校(10/18)、西遊佐小学校・蕨岡小学校・稲川小学校(12/8)、宮城学院女子大学生活文化学科(10/18、1/24)、秋田県立大学(測定機材借用) 

普及啓発活動の概要

(1)小規模講演会兼見学会兼見学会の実施  
青森県、岩手県、宮城県、山形県、新潟県に所在する次世代省エネ基準修復の住宅・指定文化財民家、未改修の指定文化財民家等を会場とし、小規模講演会兼見学会を7回開催した。寒い時期でも暖かい屋内環境を体感しながら、『古民家断熱気密補強に学ぶ地球温暖化防止術』を共通テーマとして、参加者には既存住宅を省エネ住宅に改修するメリットと地球温暖化のメカニズムを学んでもらった。(参加者合計:428名)

(2)見学会兼シンポジウムの実施
世界遺産である白川郷にて、次世代省エネ基準修復後の合掌造り民家(白川村営「合掌造迎賓館好々庵」)にて見学会兼シンポジウムを1回実施した。省エネに配慮した屋内環境と伝統建築文化の融合性を体験しながら、参加者に住宅の断熱気密補強の大切さと地球温暖化の基礎知識を学んでもらった。(参加者合計:46名)

(3)アンケートの実施
小規模講演会兼見学会及び見学会兼シンポジウム実施日に、参加者を対象に、普及啓発の結果として意識の変化があったかどうか等の調査を行った。
参加者総合計:474名(一般388名、児童86名)、回収枚数:386枚(一般300枚、児童86枚)回収率約81%(一般77%、児童100%)

(4)屋内環境測定の実施
小規模講演会兼見学会を行う会場の一つである「遊佐町語りべの館」と、平成16年に次世代省エネ基準に準拠して改修した築30年のプレハブ住宅「将監の家(平成17年度主体間連携モデル推進事業イベント会場)」2件の夏の屋内及び外気の環境を測定した。測定データはわかりやすく整備したうえで、普及啓発テキストに結果と考察を掲載した。

(5)普及啓発テキストの作成
改修事例の写真及び図面、改修技術の解説、屋内環境測定データ、より安価な技術的手法の試案等について考察の上まとめ、普及啓発テキスト「長寿命省エネ住宅への道」を1,000冊作成した。小規模講演会兼見学会及び見学会兼シンポジウムの参加者に配布し教科書とした。また、本事業の協力主体や関係団体等に配布した。

(6)普及啓発テキストのホームページへのアップ
昨今、インターネット環境を利用する人が多くなったことから、普及啓発の一手段として、普及啓発テキストをホームページ用にデータ変換し、住まいと環境 東北フォーラムのホームページへアップし、住まいと環境 東北フォーラム会員、宮城建築士会、宮城高専等にリンクの依頼や閲覧の案内をした。

普及啓発効果

(1)普及啓発効果の測定方法
(1) 小規模講演会兼見学会及び見学会兼シンポジウムにおけるアンケート調査の実施
(2) メディアの関心度
(3) 住まいと環境 東北フォーラムホームページへのアクセス件数 

(2)効果の測定結果
(1) アンケート結果から、参加した多くの人が、「住宅分野での地球温暖化防止対策の重要性を改めて知った。」という意識変化があった。また、地球温暖化や住宅における省エネルギーに関してより関心が深まり、古民家の住人から教わった日本文化や物を大切にするという考え方、維持するための現実問題を聞いたことから、自分の生活や住宅環境について改めて考え直すことができた参加者もいた。
(2) 開催地域の主要新聞社をはじめ、メディアが本事業に関心を持ち、写真と併せた記事掲載があり、多くの人の目に触れたと考えられる。
(3) 関連イベントの案内や普及啓発テキストデータをWEBにアップして以来、平成19年2月28日)までに約1,000件のアクセスが確認された。

結果とまとめ

参加人数やアンケート結果から、情報をより正確に伝える手法として、(1)屋内環境の体感、(2)ビジュアルとして見やすい普及啓発テキストをツールに用いることが大変効果的であることがわかった。例えば、イベント参加者から、「実際に生活している古民家に入れて興味深かった」、「杉の木の伐採は生まれて初めて見て感動した」などの意見が寄せられたことから、普段なかなか体験することができないことをプログラムに組み込むことで効果的な集客が図れた。
小規模講演会兼見学会では予想を越えた申し込みがあり、白川郷の見学会兼シンポジウムでは議論が尽きずに「次回の開催を期待する」などという発言もあった。初めは興味優先で参加した人に対しても、結果的には伝えたい情報を理解してもらえたので普及啓発の意義があったと考える。
また、一連のイベントは、メディアの関心度も高く数多くの記事が掲載され、普及啓発の相乗効果となったと考える。学習意欲のある人は多くいるので、そのような人たちの関心を様々な場面で受け入れる体制をつくることが今後の課題と考えられる。

新聞記事への掲載状況リスト、関連リンク、その他

広報紙金山(平成18年10月号)、山形新聞(同10月14日、12月9日)、岩手日報(同10月16日)、岩手日日新聞(同10月18日)、河北新報(同10月8日、同10月27日、平成19年1月13日・14日、2月6日)、市報とおかまち(第40号)、NHK(平成18年11月13日)、中日新聞(同11月14日)、岐阜新聞(同11月14日)、東奥日報(同12月1日) 
各記事は閲覧コーナーにて 

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