省エネ住宅の普及啓発事業

HomeJCCCAについてこれまでの事業内容省エネ住宅の普及啓発事業(11)見て聞いて触って納得、イベント集客型の省エネ住宅普及啓発事業

(11)見て聞いて触って納得、イベント集客型の省エネ住宅普及啓発事業

実施団体名

財団法人九州環境管理協会
(電話番号092-662-0410)

対象地域

福岡県地域

連携した主体

住宅メーカー、エネルギー供給業者(技術資料等の提供、イベント会場の啓発協力)
環境共生都市研究会(アイランド花どんたく会場の場所確保並びに来訪者に誘導)
福岡県地球温暖化防止活動推進センタ−(企画・運営、啓発活動、事業評価等)

普及啓発活動の概要

(1)イベント会場における省エネ住宅の普及啓発活動
事業着手にあたり、省エネ住宅に係る啓発用パンフレット(3,000部)、パネル(B0判1枚、A2判5枚)及び事業会場への案内チラシ(3,000部)を作成した。
アイランド花どんたく環境共生館内に、省エネ住宅普及啓発事業が行えるスペースを30日間確保し、来訪者に対して啓発用パンフレットを配布して内容を説明した。
また、希望者には(2)で開発した仮想省エネ住宅システム「住まいの減CO2大作戦」をパソコン上で体験してもらい、我が家の省エネ診断と称した啓発活動を行った。

(2)仮想省エネ住宅システムによる普及啓発
一般住宅に仮想での省エネ化を導入した場合の経済効果や環境保全効果が分かるシステムを構築し、遊び感覚で省エネ住宅が学習できる簡易なシステムを開発した。
上記システムを福岡県センターのホームページに掲載、約3ケ月間にわたってアクセス状況等を管理した。

普及啓発効果の測定

(1)アンケート方式による市民意識、啓発効果の把握
・イベント会場での啓発活動後、希望者に対してアンケート調査を行い、属性、地球温暖化や省エネ住宅への関心度、意識の変化、優先したい省エネ住宅の種類や内容及びその理由、省エネ住宅を普及させるための対策について把握した(1,103件)。
・仮想省エネ住宅システム「住まいの減CO2大作戦」を体験した後にもアンケート調査を行うシステムにして、上記と同様な事項について把握した。
・アンケート回答者のほとんどが、省エネ住宅が地球温暖化防止に「効果がある」もしくは「効果があると聞いたことがある」と答えており、効果への認識が高い。また、今回の啓発事業後に意識が「大いに変わった(28%)」、51%が「少し変わった(51%)」と回答しており、本事業の効果が伺われる。
・自分の住まいを将来新築、リフォームする場合、省エネ住宅に「必ずしたいと思う(39%)」、「した方がよいと思う(56%)」と回答している。その理由として「環境にやさしい」と「家計の節約になるから」の2つの理由が多かった。やりたい省エネ住宅の種類としては、「太陽エネルギー」、「高気密・高断熱」、「省エネ家電」のいずれも同じ割合であった。
・ホームページ「住まいの減CO2大作戦」のアクセス数は678件であり、うちアンケートに回答したのは20人と少なかった(平成17年10月21日〜18年1月31日)

(2)モデル事業による省エネ効果の試算(福岡県域を対象)
・モデル事業の効果を福岡県域の住宅新設者に拡大した場合の省エネ効果を試算すると、省エネルギー量は32.5TJ/年(灯油ドラム缶約5,000本)、CO2排出削減量は2,888/年(福岡県内の2002年度民生家庭部門CO2排出量の約0.05%)である。 

まとめ

イベント集客依存型の普及啓発事業の課題としては、(1)普及啓発の場への円滑な誘導、(2)意識レベルの異なる一般市民に対する柔軟な対応、(3)価値観のある普及啓発情報(パンフレット等)の提供が考えられる。
ホームページアクセス型の普及啓発事業の課題としては、(1)仮想省エネ住宅システムの操作性の改善、(2)ホームページへのアクセス性の向上があげられる。
また、省エネ住宅を普及啓発していくためには、消費者のニーズに応じた主体間連携(民間との連携)のあり方、競合する事業者どおしを連携させるための仕組みを検討する必要がある。
大多数の来訪が見込めるイベント会場では、普及啓発すべき情報を多くの人に提供できる機会を生む。本事業は、本年福岡市で開催された「全国都市緑化フェア」を普及啓発の場にしたものである。この緑化フェアは毎年日本のいずれかの地で行われることから、モデル事業として位置付け、フェアに参画していければ継続性が確保できる。
全国各地で開催される省エネ住宅に関する各種イベントで、今回開発したシステム「住まいの減CO2大作戦」を積極的に利用し、普及啓発の場を全国的に拡大していける。

成果物

事業報告書(PDF)(ファイルサイズ 998KB)PDF

新聞記事への掲載状況リスト、関連リンク、その他

「住まいの減CO2大作戦」を 福岡県センターホームページに10月20日より掲載

このページのトップへ